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甲田学人 (〔著〕)

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みんなからのレビュー

  • スズ

    木戸野亜紀の部屋に、奇怪な文字と紋様で埋め尽くされたFAXが深夜に送られてくるように。また同じ頃に、学校中を目に見えない無数の犬が徘徊するようになって……。日を経る毎に亜紀を襲う怪異が酷くなり、彼女を救おうとする文芸部の皆と、仲間を危険に晒さないために彼らを遠ざける亜紀、亜紀を処分しようとする機関等、今巻は亜紀がメイン。前巻で登場したあやめが文芸部の皆に徐々に受け入れられてきており、空目の側を離れず、神隠しの力で皆に協力する姿が良い。見えない犬が至る所から亜紀達を凝視し、時に牙を剥く姿が恐ろしかった。 続きを読む…

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    続きが気になって一気読み。このシリーズに嵌まったかも…。呪いのFAXによって起こされる不可解な出来事。しかし、それはさらなる恐怖への触媒に過ぎなかった。自分を殺しかねない他者に怒りや憎悪を抱かないと自らに課すのは辛く、厳しい事だ。それでも自らを律し続けた亜紀ちゃんは「ガラスの獣」という言葉がよく似合う程、優しい。でも「犬神」は主を守る為なら、主の心を解さずに排除してしまう。最も有効だが、忌むべき手段として排除された彼らだが、それでも消滅の前に亜紀ちゃんの足元に擦り寄った一匹を見ていると遣る瀬無くなってくる 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 坂城 弥生

    魔女の黒幕感が凄い。呪いのFAX。最近はFAX自体が珍しいよね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まりお

    今度は呪い。呪い、そして魔術は暗示そのもの。確かに自分は呪いにかかっている、と思い始めると、些細な事でも気に病んでしまう。これは思い込みと、それが感染していく物語 続きを読む…

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  • ガーガー

    夜中二時に送られてくる『呪いのFAX』。それは『魔術』的意味があり、最終的に悪魔と狗の争いに。少し殺意を持っただけで相手に危害を加えてしまう憑き物筋の人達って大変だな…。あと、亜紀の場合は空目達がいたから解決したけど、最後の自殺した『憑き物筋』か『呪いのFAX』の被害者の女の子達は可哀想だな…。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2001/10/25
  • 定価
    693円(本体630円+税)
  • ISBN
    9784840219464

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