
あらすじ紹介
「フマフが家出をしているのです」――〈第六分署〉の世話係・リコからフマフと連絡が取れなくなったことを知ったローグは捜査を開始。
人を殺さないと眠れない体質を持ちながら〈首輪〉の制約によって人を殺せない、七番目の〈魔女〉フマフ。不良たちが集うギャング団を率いる彼女は、街に出没するという怪人退治に乗り出し行方不明になっていた! 子供だけを攫う神出鬼没の怪人〈ポップホップマン〉。フマフの身に危険が迫る中、カトリーヌとミゼリアによる新旧〈相棒〉対立が勃発してしまい――!? 無事フマフの救出なるか?
明かされるフマフの〈呪い〉。かつてのローグを知る人物の登場により、途絶えていたローグの過去の因縁も大きく動き出す! 激動の第3巻!!
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みんなからのレビュー
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のれん
14今回のメイン魔女は一番罪に向き合っているマトモな子。そしてその罪も大切な人を思って失敗してしまったから。終盤に怒涛の開示だったが、今までで一番主人公が共感できる魔女だっただろう。 故に逆に目立つのがカトリーヌである。彼と最悪の結末まで付き合いたいとかいうカス思考だし、ミゼリアは言葉とは裏腹に精神攻撃がメチャクチャ激しい。コイツら絶対重いやん。むしろ意外と平気なローグっておかしいのか、と思ったら育ての親父さんである意味納得(笑) カトリーヌが化けた作品。次回あたりでミゼリアも爆発してほしいところだが如何か。 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
9案外魔女もピンチに陥るところが、完全に隔絶した存在ではないと教えてくれる。今回はフマフがメイン。 彼女の境遇はかなりしんどいものがあったけど、魔女にしては話が通じる理由がわかった。敵の方がよっぽどイカれてるし、ローグの父親的存在もかなり強烈だった。ローグは良くまともな価値観に育ったな。まぁ魔女と『相棒』になれる程度には歪んではいるんだろうけど。カトリーヌとミゼリアのバチバチなやり合いとかもどんどん増えていきそうだが、今後の魔女たちのワガママな行動がどんな事態を生み出すのか、期待。 続きを読む…
ネタバレあり
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椎名
8フマフ回。魔女の中でもかなりまともなキャラクターだったこともあり事件含めてわかりやすく読みやすい巻だったなと思う。個人的にカトリーヌがどんどん魅力的になっていて困る。相棒という意味で結局のところどこまでいってもミゼリアの立場は揺らがない気がするが、カトリーヌが重くなりまくっている感が。ローグの育ての親も登場し、今後への布石が多そうな内容でもあった。もうひとつ疾走感がほしいところではある。 続きを読む…
ネタバレあり
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ぽ た く
8読了。カトリーヌがミゼリアの存在に気づいた。死んだ愚者では無く、今を生きる『人形鬼』として。この物語はどこに向かうんでしょうねぇ、まともそうに見えて一番殺して滅ぼしてきた聖女の力。何がどうあれ『相棒』のカトリーヌが願いを叶えるまでの間は読むけどね。 続きを読む…
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パパサレン
7相変わらずクソ面白いです。一冊に一人ずつ魔女をたらしこんでる?ローグ君ですが信用できても信頼はできるのか。ちゃんフマは大丈夫そうですけど。育ての親が出てきたり、仇が出てきたりで続きがとっても楽しみ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/06/10
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定価836円(本体760円+税)
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ISBN9784049162325