
あらすじ紹介
ライヴ続きだった一学期も終わり、季節はいよいよ夏。レコーディングに備えて合宿をしようという話が持ち上がり、みんなで水着を買いにいくことに。水着売り場で男が混じるのは恥ずかしいと言ったらなぜか女装させられる羽目に?
宿泊場所は海辺の別荘なので、朝から晩まで海岸遊び――ではなく、屋内にこもってひたすら曲作り。なぜなら別荘にスタジオがついているから!
真夏の太陽にもまぶしい水着姿x4にも背を向けて音楽だけ追いかけ続ける超高純度青春ストーリー、待望の第7弾!
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みんなからのレビュー
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芳樹
27音楽面だけではない『DEAD(デッド)』という文言がキーワードになった今回。久しぶりに杉井さんの美しい文章に浸らせて頂きました。ライブ続きだった一学期が終わり、夏休みに入った真琴たちの姿が描かれる今回。冒頭から前半までは真琴の女装やらヒロインたちとの交流に和みましたが、中盤以降アルバムのレコーディングに苦悩しながら臨むひたむきな真琴の姿と、「自分はいずれ楽園を捨て去るのだ」という未来予想への言及が多いことからくる緊張感にハラハラさせられましたね。続きが楽しみです。 続きを読む…
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和尚
26めちゃくちゃ面白かったです。 序盤から熱と寒気を感じて、どうしようもなく切なくて、そして、ため息を漏らすしか無いような。 彼ら彼女らの行く先がどうなるのか、どうか八巻も読めますように。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
25ライヴ続きだった一学期も終わり、夏を迎えてレコーディングに備えて合宿をしようという話が持ち上がり、みんなで水着を買いにいく第7弾。水着売り場で男が混じるのは恥ずかしいと言ったらなぜか女装させられ、海辺の別荘はスタジオ付きで、ひたすら曲作りの日々。相変わらず真琴を慕うヒロインたちとの愛が感じられる掛け合いが楽しくて、そんなヒロインたちに振り回される海でのやり取りもなかなか良かったですけど、相変わらず音楽のことで頭が一杯で、一見順調に見える状況の中、1人ズレを抱える真琴と彼女たちの今後が気になるところですね。 続きを読む…
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ほたる
11スイッチが入る瞬間が好きだ。他愛もないやり取りから急に全力に切り替わる。彼女たちがどれだけ真剣に命をかけて取り組んでいるのか、ひしひしと伝わってくる。その身が尽き果てるまで、どんな道筋を辿ろうとも理想を追い続けるだろう。ただ圧倒され、全身の震えが止まらない。 続きを読む…
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椎名
9反響のない状態、デッド。その文字列から始まったこの七巻は、海に水着に合宿と要素だけ見れば生き生きとした内容にも拘らず、実際にはその真逆の死と終わりが付き纏っている。楽園であるはずのバンドから、いつかいなくなること。死者の巡礼のように音を探す中で見つけた、夜明けの砂浜に立ち尽くすような寂しさと静寂。「音楽を再生する、という不思議な表現は、だれがどんな意図で創り出したのだろうか」という一文にはゾッとしてしまった。生きていたときはただの空気の振動だったそれが、針と電気と磁気によって生き返る瞬間、なんですよね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/06/10
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定価836円(本体760円+税)
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ISBN9784049156515
関連サイト
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公式サイト