
あらすじ紹介
陰謀に揺れるメルクロフ学術院。
ロンドシウス王国の王女・セラフィーナの申し出により開かれた講和会談は、王国側に紛れていた急進派により混乱へ陥れられた。
ロルフはリーゼ達と散り散りになり、敵対すべき王国の老兵・ビョルンと成り行きで行動を共にする。
彼らは衝突しながらも、教会に潜む首謀者を追い詰めていく。しかし、その末でロルフの前に現れたのは……。
「よう、でくの坊。お前を殺しに来たぜ」
かつて第五騎士団で共に戦った女戦士、ラケル・二―ホルム。
彼女の戦鎚と、ロルフの煤の剣がいま激しい火花を散らす。
そこに、戦いを止めんとするエミリーも参戦してーー。
戻らない時間。曲げられない覚悟。
矜持と共にぶつかり合うその一騎打ちの果てに待つ結末はーー。
ーーそして、ついに邂逅する。
「お前さ、こう考えてるんだろ? 世界を争いで満たしたのは、目の前の男なのではないか、と」
真なる邪悪が、いま姿を現す。
圧倒的世界観で描かれる戦記ファンタジー、急展開の第7巻。
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みんなからのレビュー
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こも 旧柏バカ一代
19物語が進んだようで全く進展が無かった。根深いわ、、特に教会の連中の執念が怖い。そこに最後の一騎打ち。理不尽だ。 続きを読む…
ネタバレあり
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アウル
13この異常な世界の元凶と思われるやつが登場したけど大分と問題が根深いやつやな~。話的にも今回は随分と重たい感じだったし倒れていった二人が何とも言えない...。ビョンケルとはどう考えても今後戦う展開かと思っていたのにいきなりここで戦いなるんかいとびっくりしたわ。エミリーはマジで害悪でしかないwヒロインではないのにヒロインぽ時の役割しようとするってwはてさて次巻はどうなるのか楽しみに待とう。 続きを読む…
ネタバレあり
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ユウ@八戸
8第三勢力の陰謀により爆破で中断となった講和会談の場で、真の邪悪が姿を現す7巻。そうきたかー、と唸ってしまうくらいおもしろかったです。一方その頃の、ヘンセンの街でのミアの活躍もよかった。ロルフを心から慕う賢い子。シグやフォルカーの戦いも。いやほんとシグめっちゃ好きだな。アルに芽生えたラブコメの気配も見逃せませんね。戦いの片手間に考えることじゃない。そして今回というか6巻からの展開でショックなのがビョルン。いやわかるよ、敵だもの。師にも友にもなり得たのに。ちょっと泣きました。ラケルの人生もなー。国の腐敗では… 続きを読む…
ネタバレあり
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うえはらちから
2★★★★。ロルフは過去の同僚と新しく仲間になるかと思ったキャラ、二人を倒す。まったくスッキリしない割と鬱展開。読んでいてつらくなる。突然の聖者様の登場。まあまあなクソ野郎という。キリストがこんな感じだったら嫌だなと。彼の口から人間が強いのは神を信じたからと、サピエンス全史にも同じことが書かれていたな。と魔族は結局は仲違いしていく。悲しいが現実も差別は無くならないしな。 続きを読む…
ネタバレあり
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ほにょこ
1★★★☆☆ ロルフ以外の話がちょっと長いと感じました。特にラケルは全然共感できなくて。世界の謎が少し明かされました。あれがラスボスなのかな。辛い戦いもありましたが、なんとか生還。ここからどう動くんでしょうね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/04/17
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定価1595円(本体1450円+税)
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ISBN9784049159417