
あらすじ紹介
絶えぬ襲撃(ウェーブ)を喰い破れ!
氏族“剣友会”を率いて厄ネタまみれの護衛任務を乗り切り、マルスハイムに帰還したデータマンチ転生者エーリヒ。
厄介ごとに巻き込んでくれた組合と距離を置いてしばしの休息を満喫した彼らは、真っ当な長期依頼を受けてキナ臭いマルスハイムをしばらく離れることに。
依頼主が治める馴染みの荘で、“剣友会”の面々と冒険者らしい仕事を楽しんだり、見目麗しいお嬢様から好意を向けられたりするエーリヒ。
しかし平和な荘は突如として戦火に晒され、エーリヒ達は絶望的な防衛線を強いられることになり……!?
ヘンダーソンスケール行方不明のデータマンチ冒険譚、激闘の第11幕スタート!
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みんなからのレビュー
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真白優樹
11きな臭くなってきたマルスハイムを離れ、馴染みの荘園であるモッテンハイムでの長期依頼に挑む中、辺境を巡る陰謀に巻き込まれる今巻。―――生き延びる為に切れ、隠しきってきた切り札。 最近には珍しく平和な依頼、かと思いきややっぱり大騒動に巻き込まれる巻であり、荘園の令嬢、フィレネに望まれ一夜の愛を交わしたりしつつも、絶望的な防衛戦の中でエーリヒが切り札を切る、より熱さが増えていく巻である。果たして、この辺境を巡る陰謀の裏にいるものとは。やはり平穏ではいられぬエーリヒの今後とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
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イツキ
7きな臭すぎるマルスハイムを離れて馴染みの荘園に出張したエーリヒ達がさらなる厄ネタに巻き込まれるもう恒例みたいになった不運な戦闘は、初めて描かれる長期にわたる拠点防衛と集団戦、そしてエーリヒの魔法解禁と読み応えがバッチリで特にエーリヒの騎士団などは詠唱も含めて中二心を擽られるカッコ良さでした。また途中で描かれるマルギットの想いやエーリヒの決断とそれに関わる形で描かれるヘンダーソンスケール1.0も良かったですね、幸せを感じながらもこれが本当に愛した人が望んだ姿なのかと悩む姿が良い味を出しています。 続きを読む…
ネタバレあり
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八岐
6★★★★ これエーリヒの「騎士団」がビジュアル的にも滅茶苦茶格好良いのよね。最初期からの相棒ともいうべき「手」の進化系というのも、幾つも札を持つエーリヒの必殺技的な趣があって良き。本人が出すの勿体ぶりたかったのもわかるんだよ。Web版ではミカやセスを差し置いてそんなぽっと出の子に手を出して、と余り良い気分ではなかったんだけど、マルギットの推しとエーリヒが相当にゴネるのが増量されててこの流れなら仕方ないのかな、と思える位にはなったと思う。そしてカーヤさん、何かもうマッド発明家みたいになってません!? 続きを読む…
ネタバレあり
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alleine05
6フィレネ嬢登場。WEBで読んでいた時からわかってはいたけど、やはり人外の容姿だなあ。正直異種姦属性がない身としては、こういう人外容姿ヒロインは苦手なんだよなあ。見た目は人間的な長命種とか中性人とか吸血鬼ならOKなんだけど。まあメインヒロインが蜘蛛で、百足ヒロインだって出てきたこの作品で何を今さらって話なんだけど。あと種族的な問題を抜きにしても世間知らずな田舎の箱入りお嬢様に手を出すのって、視野が狭くて思い込みが激しそうな娘さんに思えて気が乗らなくない? と感じてしまって、素直に萌えれないものがあった。 続きを読む…
ネタバレあり
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ひろンゴ
4剣友会の掘り下げとしてはヨルゴスくんは良かったね。エタンやマチューも活躍してたのも嬉しい。何よりなのはエーリヒが魔法剣士として躊躇せずぶっぱしてくれたことか。騎士団を発動したときの圧倒的な武威に惚れ惚れするし、身を削って完成させた奥の手でもある固有の術式も厨二心を擽る塩梅で大満足。上下巻ということで黒幕については明らかにはなってはないが、碌でもないこと必至である。きな臭い闘争ではなく、剣友会に竜殺しやお宝目指してハクスラしてほしいもんだわ。ifについてはややマンネリ気味な感が多少はしたが、次巻も楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/04/25
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定価957円(本体870円+税)
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ISBN9784824011497