
あらすじ紹介
不快。ただそれだけで、凡人は神さえ殺す。
――『ころす』「ぎゃははは! やれるもんならやってみな」
部位戦争。
そして耳の魔人との死闘を終えた凡人探索者である味山只人に訪れた、たのしい冬休み。
故郷であるヒロシマに戻った味山は、幼馴染である空野一夏と再会を果たすことになった。
だがその再会を懐かしむ間もなく、味山やアレタをはじめとした一行は奇妙な出来事に遭遇する。
そして味山はその調査に乗り出すことになるのだが、次第に彼は触れることになる。
根付く因習。失われた記憶。
ありえざるキリの刃との邂逅。
そして――“いつか”の約束に。
今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、第5幕!
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みんなからのレビュー
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和尚
23楽しみにしていて、その期待のままめちゃくちゃ面白い五巻。 書籍はどこからだったかなと思い出しながら、一瞬で思い出して世界に浸れる最初のシーン、塩は万能です。 今回はWEBだと確かさらりと済んでいた帰省回でしたね。土着の怪異vs耳。 ホラーテイストでゾワゾワする雰囲気も楽しめつつ、味山さんがそんなノリのままいくわけもなく。 反撃できるタイプのホラゲならなんとかなるやつ、それはわかります笑 いやー、全部面白かった、老人会の人たちも好きでした。満足、六巻も是非楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
19部位戦争や耳の魔人との死闘を乗り越えた凡人探索者・味山只人。故郷ヒロシマに戻った彼が、幼馴染の空野一夏と再会を果たす第5弾。味山には別人にしか見えないアレタとの対峙。帰省する味山についてきた美女3人組と幼馴染・一夏と再会。そして奇妙な出来事に遭遇して調査を始めた味山が知ってゆく因習や失われた記憶。ぐいぐい来るヒロインたちもなかなか迫力がありましたけど、ここで出てきた幼馴染の存在感もなかなかでしたね…彼女を救うためなら神にすら立ち向かう人外じみた存在になりつつある味山のイカれた戦いがなかなか熱かったですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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しぇん
16故郷のヒロシマに帰省して始まる民俗学にありそうな神隠しなどのホラー展開。バベル島と殆ど関係ない展開は驚きでした。ホラー展開でも前向きなヒャッハーなノリな人達多いのも変わらなくてよかったです。前巻のアレタの意味深展開は完成された自我で吹っ飛ばして終わってましたが、最後の展開を見る限りやっぱラスボス関係なのかな?と。 続きを読む…
ネタバレあり
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イツキ
3ホラー気味な前巻の続きから始まって穏やかな休日になるかと思いきや突然の因習村ホラーという今までの雰囲気はどこいったの!?という展開。人知竜の時もそうですが作者の方普通にホラー書くのがうまいので割と恐いです。最後はいつも通り味山が全部ぶっ壊してくれてスカッとしました。そして何より幼馴染の空野がものすごくいいキャラです、自分の本音と周りとの軋轢に悩んでいる中を味山に救われ、そんな味山の自由さが好きなのに自由過ぎて自分のもとに留まってくれない。そんな思いを全部ぶつけた上で最後に見送る姿がとても眩しく感じました。 続きを読む…
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ラノベ大好き
2面白かった。今回はほぼホラー小説。シンプルに敵が怖くてゾッとする。能面とかそっち系の和風ホラーは苦手なんだよなあ。でも主人公が一般人ではなくラノベ主人公(=化け物)だから怖さも良い感じに軽減されてる。新ヒロインの一夏ちゃんがすごく可愛かった。でも負けヒロインになったのが悲しい。これも青髪の宿命か。あと前回のラスボスだった来瞳ちゃんが味方になったのはアツい。欲を言えば、ヒロインとして参戦して欲しい。あとここ最近の凛ちゃんと雨霧ちゃんのヒロイン力の低下が気になる。もっと頑張って欲しいところ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/04/25
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定価858円(本体780円+税)
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ISBN9784824010834