みんなからのレビュー

• よっち

  2025/05/22

  25

  幼女教皇を救ったフラッドの前に現れた、これまで暗躍してきた教団の主イザーク。フラッドとの邂逅を千年間待っていたと語る彼が、世界への侵攻を開始する第3弾。帝国首都に突然現れて100万人を瞬殺し、屍兵に変えてみせたイザーク。対抗するために退避してきた帝国皇女カリギュラ、幼女教皇たちの助力も得て大連合が形成される展開で、フォーカス領に現れ、『やり直し』の存在すら知り尽くすイザークに絶望を突きつけられたフラッドが、多くの人に支えられながら盟主として再びイザークに立ち向かう熱い展開とその結末はなかなか良かったです。 続きを読む…

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• まっさん

  2025/05/27

  16

  ★★☆ 幼女教皇を救ったフラッドの前に現れたのは、人外の力を有し世界の破滅を望むというイザークであった。彼は帝国の首都を一夜にして陥落させ、膨大な屍兵と共に各国を蹂躙する。しかもフラッドの「やり直し」の存在すら知られており、こちら側の攻撃はまるで通らず、フラッドはその強大な力に絶望する。そんなフラッドの前に、前世から付き従うエトナがある提案を投げ掛けて… 完結巻。 これまでの登場人物や関係性が全て実を結び、世界を滅ぼすという敵を前に一致団結して大戦に向かうという、ファンタジー作品の中でも王道も王道、→ 続きを読む…

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• fortissimo1997

  2025/05/23

  2

  フラッドと対になる存在のイザークとの世界の存亡を賭けた戦い。イザークはフラッド諸共世界を滅ぼさないと死ぬことができないと思っていましたが、イザークも何回目かの人生で愛を知れば転生が終わったかも？それともサク＝シャが整えた舞台からは降りられなかったでしょうか？理不尽なまでの力に打ち勝つのは愛。純愛が結実する綺麗なエピローグは読後感が素晴らしいです。 続きを読む…

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• マスクX

  2025/06/14

  1

  最終巻という事が惜しい作品でした。破滅願望と生存本能の存続か破滅かという世界を巻き込む大きな戦い。フラッドの前に現れた屍兵と一撃で国を滅ぼし、物理攻撃も聞かない敵相手に唯一対抗できる存在としてフラッドがその精神性と合わないながらも立ち上がる葛藤はまさに英雄的王道の展開。フラッドの全てを知り、何があっても一緒という最強ヒロインエトナ。世界中を味方にして決戦に持ち込み、各視点にフォーカスした描写を胸熱でした。桜生懐先生お疲れ様でした。 続きを読む…

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