あらすじ紹介
「あなたが本当に愛しているのは、わたしだと…」ティーエが呟く。そのあまりにも唐突な告白に、ラクシは激情を抑えきれない。「誰が、おまえなんかっ!」思わず叩きつけた拳は、ティーエの頬を紅に染める。紫と緑の双眸から涙が零れ、ラクシは胸を突き刺す痛みに哭いた。未だカリスウェンを強く思い続けるラクシ。そして巫女王レイトリンに惹かれつつ、自らの心がわからないティーエ。幾つもの思念がもつれ絡み合い、二人の間に軋轢が生じ始める。大河ファンタジー第十九弾。長い道のりを共にしたティーエとラクシは、運命の荒波によって引き裂かれようとしていた。
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みんなからのレビュー
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文庫フリーク@灯れ松明の火
25ティーエのあごに炸裂するラクシの拳2発!このシーンは楽しかった(笑)相変わらずじれじれですけど。隻腕・隻眼のマレブと暗殺者モリゼート。このあと、どう絡む。またしても使い捨ての共倒れなのか? 続きを読む…
ネタバレあり -
p.p.
8ようやっとティーエとドラスウェルクの会見。大陸中の力を結集するってんなら、ソグドム教の力も要るってわかるよねふつう。大陸を災害から救うと目的を何度も口にしてはいるけど、具体的なことは実に遅々として進まない。ティーエもドラスウェルクも女の子にしか見えない。特にドラスウェルク。アーナ教ってファロットですか。 被るなあ。そういえばマレブも出てきましたね。 続きを読む…
ネタバレあり -
朱音
8ストーリー絶賛停滞中。メインストーリーに恋愛を絡めるのがどうも塩梅がいまひとつというか加減って難しいなぁ。恋愛自体も進行しないし。表紙の巫女王さま、「赤い糸」は首ではなく小指に、ではないのか…これは恋愛フラグ否定なのか?ヘルルダルくんのイラストは相変わらず少女にしか見えない。59pの髑髏、17巻表紙と同じみたいなんだけどそこらあたりに書かれているのは皇后&先代皇帝の話だし…どっちだろう?イラストの話ばかりかいてますが(汗) 続きを読む…
ネタバレあり -
みとん
4今回も表紙が美しい!出番は少ないレイトリンですね。月神殿の巫女王らしく、背後が満月。たまたまなんですが、今夜は満月なんです。それも19年に一度のスーパームーン。月が14%大きく、30%明るく見えるらしいです。内容には関係ありませんが。また人数がごちゃごちゃしてて進みません。ティーエとドラちゃんが生身で会えたくらいですか?そして死んだと思われた火だるま君が次回やらかしそうなラストで終了。ジッダとキリがじゃれあうとこ、いいですね〜。兄弟みたい。今までずっと疑問だったけど、男性陣はなぜへそを出す?ジッダまで… 続きを読む…
ネタバレあり -
大之介
3またまた特に進展なしの巻。このサイトの感想が面白いので、次巻も読もうかな… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2000/10/25
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定価528円(本体480円+税)
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ISBN9784829129951