筺底のエルピス 8 我らの戦い
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筺底のエルピス 8 我らの戦い

人類の滅亡確定まで二カ月弱。門部をはじめ各ゲート組織は、来たる月からの攻勢に対抗すべく準備を開始していた。やがて来る人類滅亡を遠ざけるため、我らの戦いが始まる。影なる戦士たちの一大叙事詩、待望の最新刊
オキシタケヒコ (著) / toi8 (イラスト)
シリーズ:筺底のエルピス(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

終わらせてなるものか――。

殺戮因果連鎖憑依体――
古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる脅威と戦ってきた三つの組織は、月の知性体《一二〇》からの電子的侵攻を一時的に封じ、ワームホールゲートの管理権限を失う危機を土壇場で回避した。

それでも世界は、依然として崖っぷちにあった。百刈燈をはじめとする三名の依代が再び肉体を乗っ取られるまで、およそ五十日しか残されていないうえ、白鬼を宿した朋之浦結を奪取すべく、《一二〇》が地上侵攻してくる可能性すら高いのだ。状況を打破する唯一の道は、白鬼の所在を秘匿したうえで、時間切れまでに《一二〇》との和睦を果たすことのみ。

月を目指すロケットが突貫工事で準備され、少女たちが夜空の逃避行を続けるなか、ゲート組織たる《門部》、《ゲオルギウス会》、《I》にて可能な限りの準備と再編が進み、かつて敵だった者まで含め、戦力が続々と集結していく。そんな彼らの前に圧倒的絶望の光景が立ちはだかるとき、集った”我ら”は、いかに戦い抜くのか――。

人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。終焉に立ち向かう、一致団結の第8弾。

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みんなからのレビュー

  • 本の蟲

    人類終了のお知らせ連打。毎度のことながら「これ以上はもうないだろ」と思わせる絶望展開の重ね掛け。日常の影で「鬼」と戦うよくある退魔もの、と見せかけて1巻からガチンコSFだったが、異星知性、ある種のbotとの対話交渉ってどうするんだ。殺戮因果憑依連鎖体の正体も楽しみすぎる。マーシアンズは随分作者に優遇されてるが、可愛いからわかる。驚いたのは「彼」の再登場。酷い目に合えと思っていたけど、充分あったようなので許す。超絶面白いSFなんだけど、大型書店はしごしてようやく買えたよ。もっと冊数入荷しろ。もっと流行れー! 続きを読む…

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  • 八岐

    ★★★★★ 人類滅亡カウントダウン。にも関わらず、絶望的で重苦しい雰囲気なく、組織の末端に至るまで誰もが諦めず自分達のやれる事をやっている様子が見てるだけで胸がすくようでした。正しく我らの戦い。だからこそ、ラストの燈の宣戦布告は高ぶった。人類、捨てたもんじゃないよ。人間舐めるなエイリアン。一番キツイの引っ被ってるのに、全然暗くもならず悲壮感もなく、他の同類の子達を廃ゲーマーの道に引きずり込んじゃった悪徳の使徒百刈燈。いや、そう言えばあんた幼女じゃなくてもう22歳だったんだ。完全に悪いお姉さんじゃないかw 続きを読む…

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  • NBかえる同盟

    ラノベのレーベルから、伝奇っぽい始まり方だったが、月面からの攻撃の「地球の自転を利用して…」なんて件を読むと、結構ハードSFっぽくて、ここに来て「神狩り」テーマのSFとしても読める気がしてきた。「次巻で完結(予定)」とのことで、端役(ごめん)の登場人物達のまとめに入った。まだまだとっ散らかっているから、もっと続いてもいいですが。 続きを読む…

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  • ヒラノユウスケ

    ここまで一気(再)読みしてきた流れでそのまま。嵐の前の静けさというか、主人公以外の現状の整理と過去の清算。前巻から流れる”緊迫してる筈なのになんか明るい”空気感はやはり朋之浦夫妻が作り上げてるものだった模様。しかもここへきてネバダの連中の好感度を上げにくるのズルい。案の定”ティン・ガン”が大好きになった。元々好きな造形のキャラではあったけど… 黒スーツの少女狙撃手嫌いな人いる?んで雪崩れ込む最終決戦。なんというか揃い踏みで痺れる。最終決戦感ある。いよいよ次巻最終巻なのか?彼ならやり遂げるのだろう、きっと。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • YSHR1980

    最終決戦に向けて仕込みの巻、こんなに平和で良いのかってくらい穏やかで逆に驚く。終盤のピンチも、みんな大好き「人類を舐めるな」ムーブで最高にあがった。もちろん完結まで付き合いますとも。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2025/04/18
  • 定価
    979円(本体890円+税)
  • ISBN
    9784094532388

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