
あらすじ紹介
他国の大商会とも取引をするなど、縁をさらに繋げていく魔導具師のダリヤ。
彼女は、武具工房長のヨナスが、その身分を理由にスカルファロット次期当主に仕えることへ反発を受けていると知る。それはヨナスの生母と再婚した、イシュラナ国の大商会の長・ユーセフとも関係の浅からぬことであった。
彼はヨナスを案じイシュラナに来てくれるよう望むが、反して他人行儀なヨナスとの関係に、周囲は心配を募らせる。ダリヤも二人を案じつつ、ヨナスがこの地を離れることはないと確信していた。
「グイード様の『右腕』ですから――」
ある日、ダリヤはロセッティ商会を訪れたユーセフの体調に、何か異変が起きていると気づき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、運命が交わる第十二弾、開幕!
小説12巻に、「甘岸久弥書き下ろし短編」「公式4コマ『まどダリ』」「アニメ放送中応援イラスト」などを収録した、豪華フルカラー小冊子付き特装版!
みんなからのレビュー
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しましまこ
12ヨナス先生もベルジーニ様に言わせればまだまだかわいい若者!準備万端の奥様も素敵です。番外編、こうきましたデスか、こちらも切ない… 続きを読む…
ネタバレあり
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ゆり
10ヨナス先生とユーセフ様、お互い最終的にきちんと心通わせ別れることができて、良かったです。ベルニージ様と奥様がかなり良い仕事されてました。あと靴下編みエピソード微笑ましかった。そんな未来の可能性はなくはない?ダリヤさんまた無自覚に強力な味方を増やしましたね……。ダリヤとヴォルフは相変わらず仲良しで美味しいものを食べ笑っていて何より。四国同盟の飲み会の場面が今回良かった。スカルファロット家、ヴァネッサ様の番外編も読んで、かつては平和で仲良し一家だったのですよね……やり切れない。貴族社会怖い。 続きを読む…
ネタバレあり
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みんにゃりん
6web既読。引き続きヨナスのターン、完結まで。毎回楽しみにしている、だけど一番不穏な巻末カルロ劇場は今回は無し??( ゚д゚) 地味に悲しいです。代わりにはじまったのは巻末ヴァネッサ劇場。悪くはないけどやっぱりカルロさんのお話が読みたいです。小冊子はSS1本と4コママンガと本編以外のコミカライズの絵師さんがアニメ放送時に描いたイラストの詰め合わせ。 続きを読む…
ネタバレあり
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オノなコマキ
412巻目、ヨナス先生を取り巻くお話が主。その合間を縫って?ヴォルフとダリヤの中学生日記。笑 ヨナス先生の最後のシーンはちょっと泣いた。そして一番ぐっと来たところは、ユーセフ様の「商人の命はそれほど安くない」という商人魂溢れるお言葉。さすが!と感服。あとベルニージ様の「主を守るための泥ならいくらでもかぶれ。傷一つない盾など飾り物だ」は格好良すぎる。重鎮たちの言葉の重みに、胸熱である。今回からのおまけ話がヴォルフの母・ヴァネッサ様の語り。楽しみであり、結末がわかっているだけに辛さも。ワイバーンの代わりの御礼↓ 続きを読む…
ネタバレあり
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サンゴ
4そんな動きが水面下であったのね 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/03/24
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定価1760円(本体1600円+税)
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ISBN9784046846495