
あらすじ紹介
他国の大商会とも取引をするなど、縁をさらに繋げていく魔導具師のダリヤ。
彼女は、武具工房長のヨナスが、その身分を理由にスカルファロット次期当主に仕えることへ反発を受けていると知る。それはヨナスの生母と再婚した、イシュラナ国の大商会の長・ユーセフとも関係の浅からぬことであった。
彼はヨナスを案じイシュラナに来てくれるよう望むが、反して他人行儀なヨナスとの関係に、周囲は心配を募らせる。ダリヤも二人を案じつつ、ヨナスがこの地を離れることはないと確信していた。
「グイード様の『右腕』ですから――」
ある日、ダリヤはロセッティ商会を訪れたユーセフの体調に、何か異変が起きていると気づき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、運命が交わる第十二弾、開幕!
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みんなからのレビュー
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こも 旧柏バカ一代
24この巻はヨナス先生の巻だった。ヨナス先生の出生の秘密。身体を壊してしまった母の思い。そのヨナス先生を相談役にするために養子縁組の話となり。ヨナス先生がルチアの兄になった!?靴下を縫ったら合格点。このインパクトに他の事が吹っ飛んだ。最後にはマルチェラの祖父、ベルニージ侯爵の養子となる。親友のためにとはいえ波瀾万丈。 続きを読む…
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ミナミナミ
17今、一番楽しみにしているラノベの12巻‼️ 待ってました。「なろう」で連載を読んでいるけど書籍版はまた格別。書き下ろしも良かった✨️12巻はヨナスの話が中心。養子先のアレコレや、義理の父との関係性など、ヨナスを取り巻く世界や人間関係がが変わっていく。ヨナスだけでなく、スカロファロット家の人々もその他の人達も、ダリヤという女性の動きによって、否応なく(好ましい方に)変わっていくのが醍醐味だなぁ💕 新絵師さんにもようやく慣れた。ちょっとマンガ的表現などもあって、わかりやすいぞ 続きを読む…
ネタバレあり
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星願月祈
13第12巻は、ヨナスの養子先の件とユーセフとの関係が主軸のお話し。メインストーリーに絡め、ダリヤとハルダード商会(ユーセフ)との繋がりも深くなっていく。また、巻末の番外編「母と息子の鍛錬と魔剣話」でのヴァネッサの話も良かった。特装版ならではの4コマ漫画やイラスト集も本編ストーリーを盛り上げる小冊子となっていて良かった。 アニメseason2が始まらないかなぁ~ 続きを読む…
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えーわい
11準備万端!ユーセフとヨナスの父子の交流がよかった。血のつながりはないから、とか理由を並べてユーセフと自分のあいだに線引きしようとするヨナスは、心の中では父と思ってる部分が見え隠れしていて、、。ダリヤはまた無自覚にとんでもない人と縁を深めてる。おもしろい。ワイバーンをポンと贈れる商人とか、資金力とか影響力は上位貴族並みかそれ以上なのでは? 続きを読む…
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青猫ちびすけ
8今回はヨナスの家族の話。ここでもダリヤは無自覚に人を救い上げまくっていて笑う。ベルニージ様の策はここに成れりって回でもあったな。 書き下ろしは、ヴォルフの母お話だった。ヴォルフの家族の話を知るほどに、最初の頃いかに全員が拗らせていたかが分かる。傷ついた子供を思いやる大人があまりにも少なかったというか、大人も傷ついていたというか…不幸なすれ違いも多かったんだろうなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/03/24
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046846488