
あらすじ紹介
「エチカ。あなたが私に抱いているのは、特別な『愛情』ですか?」
RFモデルのシステムコードが全世界に公開され、ハロルドの廃棄処分が決定。追い打ちを掛けるように、エチカまでが謂れのない職権濫用罪で逮捕される。
全てを覆す一手など見つからないと希望を失いかけていた最中、エチカはシュロッサー局長の隠蔽行為をはじめとする「同盟」の綻びに気がつき――。
「同盟」の軋轢、レクシー博士の裏切り、エチカの父、チカサトの存在。欠けていたピースが一つの答えへと収束する中で、最後に眼に映る「機憶」とは――。
みんなからのレビュー
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なっぱaaua
33アニメが2巻から始まって吃驚したのだが、意外に面白く出来ている。ただこの巻に至る迄はまだまだ相当に長そうだ。アニメ1期はどこまでやるのだろう。前巻で万事休す状態だったエチカとハロルドだがこれを覆すのには相当しんどい状況が続く。本当にこの鬼ごっこ状態を終わらせなくては物語は進展しない。敵も一枚岩でなく粛清もあってごちゃ混ぜ状態。エチカとハロルドのモジモジした関係もいい加減なんとかならないか。久しぶりに日本が舞台になったが父親がキーマンに今更なるのかというところも意外だった。~続く~ 続きを読む…
ネタバレあり
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こも 旧柏バカ一代
18何とも大どんでん返し。相手組織も一枚岩じゃない。そして出て来たエチカの母と死んだ父。謎が深い。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
12久しぶりの新刊だが、今まで以上に中途半端な終わり方。今作は主役二人の距離の変化と、思考SF(ロボットと人との違い)を両立していたが、テロリスト規模になって少々趣が変遷している。 そこにエチカの家族関係も込めてきたから、話がややこしい。てか今までエチカの父親の研究関連なんてなかったよね? 家族関係すら1巻以来だった気がするが、この辺の設定も作者はどこから考えていたんだろうか。 自分の今までを信じられる(人間は醜いだけではない)と思えた時こそ、告白のシチュエーションなのか。遠いな(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
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にぃと
8久しぶりの新刊。 思っていたより記憶に残っている部分もあり、特にエチカとハロルドのやりとりは懐かしく感じた一方、新キャラや再登場のキャラクターもおり、組織の闇や政治っぽい内容もあるのでなかなか難しい。物語的には最終章突入ということでさらに複雑になっていくんだろうけど、ますます気になるところも増えたし、次巻も楽しみにしたい。 続きを読む…
ネタバレあり
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さーさん
3神経模倣システムが暴露されてRFモデルの廃棄処分が決まる。“同盟”に身を狙われるエチカも謂われない罪で逮捕されるシリーズ7巻。定番のようにエチカが攫われて、またも父チカサトの足跡が。ここでエチカの里帰り展開とは予想外。自分自身については諦めたハロルドがエチカに相対した途端、動揺しまくるのは面白かった。人間に近づきすぎた今のハロルドは昔のように無遠慮にエチカの心に踏み入れなくなったのね。あっさり“同盟”の核心に至ったと思ったら、それもまた蜥蜴のしっぽ?ハロルドの廃棄処分の撤回難しそうだな。両想いは遠い。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/04/10
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784049155044
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