
あらすじ紹介
アルトにラギとの別れの時が迫っていた。命が残り僅かと悟ったラギは、セツナに「最後に私と闘ってくれ」と願い出る。ラギは獣人である自らの闘いをアルトに見せることで、いまだ獣人の力を知らないアルトの心に、その闘う術を刻もうとしたのだった。それは独り立ちするための糧をアルトに遺そうとする、ラギの命がけの賭けでもあった。移りゆく季節の中、悲しみを知ったアルトは少しずつ大人になってゆく――。第一部完結。
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みんなからのレビュー
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よまイ
0わかっていた別れがやってきました。「小説家になろう」とは異なり、弱ってからのラギールの描写が多い。亡くなるまでの数日間も丁寧に描かれ、セツナとアルトがどれほどラギールを慕っていたか、詳細な描写がされていた。 サイラスの立ち位置の変化、ソフィアの描写追加、ラギールの親友たち、獣人の国サガーナの情景など、良い加筆がされていたように思う。オマケのショートストーリーも良かったと思う。作者には第2章以降もぜひ頑張ってほしい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/03/05
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定価1540円(本体1400円+税)
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ISBN9784040758220