
あらすじ紹介
魔法使いの街グルマガズラから戻ったルシルとフィリス。夏の暑さがまだ残る中、数年ぶりの大嵐で荒れたコートデューの街では、商工会長のコルテスが奔走していた。いつも街のことを第一に考える彼にルシルは尊敬の念を抱かずにいられない。そんな折、特産品の香油石鹸を広めるため、新聞広告を打つ企画が持ち上がる。コルテスの尽力で二人の記者が街にやってくるが、そのうちの一人はルシルの元同僚・レイヴンだった!? さらに二人は取材のかたわら、ひそかに魔法使いのことを調査していて……。温かいコートデューの街に、新たな波乱が舞い込む!
一方、日々幸せに生活するルシルに対して、フィリスにある小さな変化が――?
「あれは君の望むところだろうか」
遠く近く、人々の想いが交わる再就職ファンタジー、待望の第五弾!
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みんなからのレビュー
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ツン
51命短し恋せよ乙女じゃないんだけど、もうちょっとスピードアップしなくて大丈夫かなと心配になる(笑)幸せに暮らしているし、少しずつは前進しているけどね。 続きを読む…
ネタバレあり
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ネムコ
10相変わらず、読んでるだけでほのぼのしてしまうルシルと先生。四巻で完結と書いてあるのも見かけたので、続きが読めてうれしいです。このままゆっくるのペースで良いので続いてほしいです。先生がだんだんルシルのことを深く考え始めて楽しいv 続きを読む…
ネタバレあり
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ゆり
10相変わらずルシルと先生のささやかな日常のひとつひとつの積み重ねがたまらなく愛おしい。全てを言葉にしないからこそ一言一言が貴重で美しい。ルシルの言動の全てが先生の日常の彩りって素敵。ラスト近くのウェディングドレスのやりとりも最高でした。レイヴン、有能で不憫で苦労性でなんか彼も本当に幸せになってほしい。人間と魔法使いの過去、そういう時代もあったのか。飲み込んだうえで仲良くなれたイーダさん改めて貴重!エレーナさんに自分の両親のことを訊ねるバーレイさんも良かった。バーレイさんのお菓子が相変わらず美味しそうすぎる。 続きを読む…
ネタバレあり
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ユウ@八戸
6幸せそうな表紙からもうニヤニヤしてしまう、寡黙なイケオジ先生とがんばり屋ルシルのお話第5巻。先生が微笑んでるイラストだけでもう尊さを感じてしまう。コートデューの街のため奔走するコルテスと、久しぶりに帰ってきたディディと、再就職先で思い悩むレイヴンと。魔法使いと人間の話が絡み、少し切なくなりましたが読了後はやっぱり甘いんだよなこのシリーズ。すごく好き。サングラスする先生に萌えるルシルとディディが可愛かったし、デートする先生とルシルが可愛かったし。コートデュー人たちの暖かさも、ずっと見ていたくなります。 続きを読む…
ネタバレあり
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冬野
5シリーズ第五弾。ゆっくりしっとりルシルと先生の愛の深まりが描かれる。こんな愛の形がとても近い相手、絶対に運命だよな…。運命って多分当事者には分からないものだと思うので、相性の良さを作中で声高に主張せず、読者にしみじみと感じさせる上品さが素敵。そして人間と魔法使いの関わりという、大きいテーマも含んでるのがこの作品の好きなところ。ラストシーン、こんなん結婚式じゃん!と声が出そうになった。二人だけの密やかな結婚式概念大好き。レイヴンの恋の兆しも気になる。序盤のホームランダービーは…作者さんの趣味かな?星:5/5 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/02/25
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定価1540円(本体1400円+税)
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ISBN9784046841827