
あらすじ紹介
時を遡り、飛車丸と魂の融合を果たした夏目。春虎の願いが叶った一方で東京は激しい霊災に見舞われていた。これをおさめるべく「神扇」天海のもとに春虎や陣などかつての仲間が集い、多軌子たちとの決戦に挑む!
みんなからのレビュー
-
八岐
12★★★★ 令和になって初めてのレイヴンズだよ!!夏目の魂過去に飛んでたんで、現代本編は凡そ10年ぶりくらいになってしまうのか。流石に長い期間掛かった苦心が感じられる所ですが、春虎と実父との対話や弓削ちゃんの決心、冬児の叱咤と、ここぞという場面でのあの感情が波打ち心にグサグサ刺さってくる心情描写はあざの先生の真骨頂をまた味わえて、陶酔気味です。特に、夜光の記憶が蘇ってから何処か軸が曖昧になってた春虎、漸く漸く「春虎」に戻った事でずっと靄みたいに掛かっていた不安が拭い去れた気がします。ホッとしたよ。 続きを読む…
ネタバレあり
-
コリエル
11年号が変わるほど待ちに待った新刊だが、内容はブランクを感じさせない面白さだったのは嬉しい。春虎や夏目に並んで季節の名を冠しているのに戦力的にはどうしても見劣りしていた冬児だったが、この展開を見据えて配置されていたんだったのかと。夏目と並んで新時代の飛車丸と角行鬼の器だったわけね。炎魔の宮地も強大なれど脇役というポジションかと思っていたのが想像以上に華々しい散り様を用意されていたなあ。さて、彼を退けたとはいえ神級数人を相手に春虎たちはどう攻略するのか。 続きを読む…
ネタバレあり
-
kana
717巻のMVPは冬児を推したい!非常時でもいつもの調子を崩さない頼もしさを大人組が示す傍ら、春虎や夏目は自己を見失いかねない危うさを抱えてしまいましたが、仲間たちが互いに碇となって戻るべき場所を思い出させてくれる。登場人物同士の掛け合いが本当にそのキャラらしさに溢れていて、数年ぶりに再会した友人が変わっていないような嬉しさが込み上げました。 続きを読む…
ネタバレあり
-
alleine05
6表紙の通り主に対・宮地戦巻……なんだけど、この宮地っておっさん、どんなキャラだったっけ。いや、火炎系の呪術が得意で出力がすっげえおっさんぐらいのことはおぼえているのだけど、逆に言えばそれぐらいしかおぼえていなくて、人間的な部分はほとんど印象に残っていないので、いまいち対決にドラマが足りなくて盛り上がらなかった気が。実際、本人ももともと自分はからっぽだからとか言ってこれといって特に主義主張目的のない人物で、戦い方もほとんど呪力が勝手に動いて対応しているような印象で、技術的な駆け引きのような見所も薄いし。 続きを読む…
ネタバレあり
-
藤崎
6年号またいで早7年目。待ちに待った新刊は、敵も味方もオールスター揃い踏みで、相変わらずのフルスロットル。待った甲斐はあると言い切れるほど内容的にも分量的にもずっしりで嬉しい限り。やっぱこの作品の、全員死力を振り絞ったギリギリのギリギリな戦いは見ごたえありますねぇ。後、夏目が例の同一存在だったことを作中でしっかりいじられててふふってなった。にもかかわらずその後自分で飛車丸の立場からぷくーしてんのめっちゃ可愛い。そんな感じで、次回完結ということで・・・ええ、また年号変わる前に読めますようにと、最大級に期待です 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2025/03/19
-
定価858円(本体780円+税)
-
ISBN9784040733753
関連サイト
-
公式サイト