
あらすじ紹介
「さあ、思考会議を始めましょう」
外部者の呪具と、どこかに生まれ直すであろう夫を探して旅をするティナーシャは、久しぶりに戻った魔法大陸で不思議な行方不明事件に遭遇する。大陸のあちこちから思考委員として何人もの人間が同時に攫われ、帰ってこないというのだ。
水の魔女カサンドラの助けを借りて、ティナーシャは一人事件の解明に挑む。そこには世界滅亡回避のために話し合いを繰り返す呪具が待っていた――。
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よっち
25外部者の呪具と、どこかに生まれ直すであろう夫を探して旅をするティナーシャは、久しぶりに戻った魔法大陸で不思議な行方不明事件に遭遇する新章第5弾。大陸のあちこちから思考委員として何人もの人間が同時に攫われる事件の解決に挑むティナーシャ。そして奪われた力を取り戻すために鳥籠の歌わぬ鳥となったティナーシャと帝国少佐アルファスとの邂逅。懐かしい人との出会いと別れもなかなか印象的でしたけど、別離からの再会を何度も繰り返しながら使命を果たしてきた2人の何とも言葉にするのが難しいこのかけがえのない関係性も良かったです。 続きを読む…
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crownhermit
19アルファスが言った"人には人の生き方があるのだ。その最後に必ず待っている死とは、決して喪失だけを意味するわけではないだろう。"という言葉が最も自分の心に響いた。 続きを読む…
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ゆり
11『円卓の魔女』は書き下ろし。このはるか未来において、魔女達や精霊達その他が勢揃いして共闘するとはなんとも胸が熱くなる。ティナーシャが人から外れつつあるのが痛々しく、そんな彼女に贈られた気遣いや愛情に泣けた。ラヴィニア……!ルクレツィアさんもカサンドラもツィリーも好き。そしてまた一気に時代が飛んで『鳥籠の女』はweb版既読。なかなか鬱々とした雰囲気なのはオスカーが目覚める気配がとても薄いからかな。でも魔女の塔の再現のようなラストは挿絵も込みで最高でした。そして『青の部屋』の二人の会話は何度読んでも良い。 続きを読む…
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ユウ@八戸
9外部者の呪具と、オスカーを探しながら旅をするほぼほぼティナーシャな5巻。「円卓の魔女」は久しぶりの魔法大陸で魔女大集合。もう「魔女集合」だけで少しワクワクするよね。呪具はめちゃくちゃ怖かったですが。人外たちと呪具の対決が熱い。屍人姫と魔の女王のお話もっと読みたいですね。ツィリー気になる。人間から逸脱していくティナーシャへの、ラヴィニアの想いが優しすぎて泣きました。そして「鳥籠の女」。呪具も大概なんでもありだなと思うけどそれより。思い詰めて説明を省き独断専行するティナーシャ。いつも通りだけども。 続きを読む…
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bluets8
7ティナーシャが仲間を集めて呪具と対峙する『円卓の魔女』と、檻中大陸でオスカーの生まれ変わりを見守る『鳥籠の女』の二編構成。今回はオスカーがほぼ不在。『円卓の魔女』は幾度もの生まれ変わりと永い生で精神が擦り切れてきているティナーシャを、人へと繋ぎ止めようとするルクレツィアとラヴィニアの様子が優しくも悲しい。『鳥籠の女』は最愛の人を取り戻したい欲求と呪いから解放できる状況とで葛藤する姿がもどかしい。ティナーシャの精神状態でも、話の内容でも終わりを強く意識させられる寂しさが強い一冊だった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/01/17
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定価1485円(本体1350円+税)
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ISBN9784049161434
関連サイト
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公式サイト