
あらすじ紹介
「私はクリスティン・アーイレン!この不詳なる父の娘である」
皇帝の誘いでアーイレン帝国を訪れたアニスとユフィ。帝国と王国の間にある一筋縄ではいかない情勢に二人が身構える中、皇女クリスティンがアニスに出会うなり言い放つ。
「アニスフィア王女! ずっと楽しみにしていたんだ!」
――帝国の皇女が、アニスに興味津々!? 彼女の勢いに驚きながらも帝国と向き合うことになるアニスとユフィ。
果たして魔法そのものに馴染みのない帝国の人々に、自分たちの“革命”を示せるのか――?
ちなみにユフィはアニスにぐいぐい迫るクリスティンを見てちょっとだけ不機嫌です。
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みんなからのレビュー
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芳樹
27【BW】アニスとユフィがパレッティア王国から出て、隣国アーイレン帝国との外交を始めました。「魔法」がない帝国に対して、魔法が使えないものも使用可能な魔道具の意義とそれが人々に何をもたらすのかを理解してほしい。帝国の皇女クリスへその思いを打つけるアニスの頑張りが熱い今回でした。一方、国どうしの外交交渉を進めるにしては、個人の能力に依存しすぎじゃないかという点が気になったかな…。それはともかく、両国間の新しい一歩を踏み出すため、以前王国内で行われた空中演舞を再演するシーンにはグッときました。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
23皇帝の誘いでアーイレン帝国を訪れたアニスとユフィ。帝国と王国の間にある一筋縄ではいかない情勢の中、アニスに興味津々の皇女クリスティンと出会う第10弾。皇帝から皇弟ファルガーナとともに2人の対応を任されたクリスティンを通して帝国と向き合うことになるアニスとユフィ。アニスにぐいぐい迫りその実力を確かめて目を輝かせる暴走気味な彼女に、ちょっとだけ不機嫌なユフィが微笑ましかったですけど、使い方次第では危うい魔道具に対する考え方を摺り合わせて、やりたいことはできましたかね。その背中を押す皇帝のあり方も印象的でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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てぃーも
12う~ん、今巻は…、誤字・脱字・誤植が多過ぎて、作品世界に入り込みかけた辺りで、現実に引き戻されてしまった感が…。それはさておき内容について、アーイレン帝国への訪問によるアニスとユフィの外交デビュー、色々とあったけど魔法と剣の演舞で問題を先送りにした様な…。皇帝&皇女との友好は図れたので、一先ずは好しなのか…。魔学都市の方もどうなるのか気になりますけど、次巻はどういった方向性となるのか…、引続き帝国編なのか、或いはティルティの新しい研究のその後なのか、東部南部その他に伏線も残っていますし、次巻に期待です。 続きを読む…
ネタバレあり
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紅葉
11新章の舞台は帝国!ついに終盤が見えてきたアニスとユフィの魔法革命ですが、今回は皇女クリスティンが登場。自由奔放でどこかアニスに似た彼女が、アニスにぐいぐい迫る姿にユフィの不機嫌っぷりが最高でした。 帝国という魔法に馴染みのない国で、二人の革命がどう受け入れられるのか、物語の核心に迫る展開にワクワクしながら読み進めました。 特に終盤の演武の再演シーンは熱く、映像で見てみたいと思いました。次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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bluets8
10隣の大国アーイレン帝国へ外交に向かうアニスとユフィ。暮らしを豊かにすることもできれば戦争の道具にもなる魔道具/魔学をどう発展させていくか。新章の大きなテーマを他所の国にはどう捉えらているのかを、肌で感じる大切な話。また同世代の帝国皇女の在り方や悩みを知ることで、王族として未熟な二人が自分たちの行く先を見直す場面も。なんて真面目な話が本筋ではあるけれど、今回は百合小説のポテンシャルを発揮してくれたのが嬉しい。アニスにグイグイ来る皇女に妬くユフィの構図。口絵から後半までヤキモチユフィがたっぷり読める百合得回。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2025/02/20
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784040757803