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あにこみつとくん
5シリーズ16冊目、最終巻。『戦慄のミレニアム 下』。"敵"の襲撃により拠点となる隠れ里を失った《うさぎの穴》メンバーは、アメリカに渡り最終決戦に挑む。彼らは多くの仲間を喪いながらもついに"敵"の本拠地である隠れ里に突入、最後の死闘が始まる。カギを握るのは人間でありながら妖怪の力が使える「夢魔使い」摩耶と「ガンチェリー」アリッサ、二人は地球を救えるか? 続きを読む…
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hatohebi
3ラノベというレーベルで、よくもキリスト教的神との戦いという壮大なテーマを扱ったなと感嘆する。神こそ圧制者という発想は光瀬龍+萩尾望都「百億の昼と千億の夜」(1977-78)永井豪「魔王ダンテ」(1971)「デビルマン」(72-73)山田正紀「神狩り」(74)という先行作品にも見られるが、これらではただただ強大な敵というイメージなのに対して、本作は狂信的・排他的で寛容を欠くものの象徴として描かれている。ドグマチックで非論理性に陥ることへの嫌悪は、作者のHPなどでも表明されている所。 続きを読む…
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臓物ちゃん
3「ヨハネの黙示録では竜は敗れてヤハウェ軍が勝利するバッドエンドだけれど、僕はいつかこれのグッドエンドバージョンを書いてみたいですね」(by架神恭介)遅かったな!それはもう既に山本弘が書いている!著者の持つトンデモ知識を惜しみなくぶち込んで描かれるマジのハルマゲドン。シリーズ最終話なのに続々新キャラを投入するという熱い展開に読者はただ呑まれるしかない。そして驚くべきは、神亡き世界で如何に希望と未来を見いだすかを著者がこの時点で明確に提示しているということ。まさに伝奇版『神は沈黙せず』とも言うべき傑作。 続きを読む…
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こわっぱ
1妖魔夜行の最終巻。 この作品のラストはこれしかないという感じの終わり方。満足。 ただ願わくばうさぎの穴の面々をもっと出してほしかったなぁ。最終決戦なんだし。 続きを読む…
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ふくいち
0下巻は上巻以上のハチャメチャぶりで,何が何だかわからずに話が進んだ感じ。キリスト教というかユダヤ教の唯一“神”がラスボスで,世界各地各国の神がそれに挑む構図は,キリスト教世界の人達が読んだらどう思うのだろう。(最近のは知らないが)初期の頃の女神転生というゲームを思い出した。いくら何でも他の神々が弱すぎ。うさぎの穴は上巻でほぼ壊滅し,残存メンバーのみの参戦が残念。世界が滅ぶかどうかの戦いなのに,抵抗勢力が全員日本人とか,舞台が日本だけというのはおかしいのはわかるけど。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2000/06/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784044152161