これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 2
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これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。 2

「私への《好き》は、ホンモノですか?」令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用でじれったい恋物語、第二弾。
北条連理 (著者) / サコ (イラスト)
シリーズ:「これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。」シリーズ(オーバーラップ文庫)

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あらすじ紹介

「私への《好き》は、ホンモノですか?」令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用でじれったい恋物語、第二弾。

互いの孤独を埋めあい、光莉(ひかり)の隣に温かな居場所を見つけた悠(ゆう)。
長く続いた冬は終わり──けれど、自身のことを光莉にはまだ打ち明けられないまま季節は巡る。
これからのことを考えるためにも、光莉と初めて出会った公園へと足を運んだ悠。
ところが、舞い散る桜の先にいたのは──
「久しぶり、悠。わたし、ずっとあなたに会いたかった」
高校時代にたくさんの後悔を抱えながら別れた元恋人・白澤春佳(しらさわはるか)で……!?
交錯する過去と今。
同じ過ちを繰り返したくない、
けれど自分の《好き》の形は──。
「悠さん、あなたは──本当に、私のことが《好き》ですか?」

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みんなからのレビュー

  • よっち

    互いの孤独を埋めあい、光莉の隣に温かな居場所を見つけつつあった悠。これからのことを考えるため光莉と初めて出会った公園へ向かった悠が思ってもみなかった再会を果たす第2弾。アパレル関係に就職するという夢を叶えて上京した元恋人・白澤春佳との再会。そして偶然春佳と知り合いになった末に、彼女が悠の元恋人だったと知ってしまう光莉。悠が光莉に貸した漫画の印象的な言葉が何とも重くのしかかって、どうしてこうなってしまうのかともどかしくなる展開でしたけど、覚悟を決めてようやく過去を乗り越えたこれからの展開に期待したいですね。 続きを読む…

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  • 椎名

    一巻ではあくまで主人公にとっての、他人からは理解できなくとも当人にとっては自然体の普通の「好き」であることを描いていたが、この二巻ではかなりハッキリと、良くも悪くもわかりやすく他者と理解し合えない好きの意味の違いが描かれていた。元カノも出てくることで物語自体も大きく進んだが、それ故に一気に畳みにかかっている気がして不安になってしまう……。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    なるほど、そういう意味か…。とても考えさせられる内容。クソ面倒くさい関係性が好きなので、かなり刺さった。相互理解には話し合いが必要というのは事実なんだろうけど、話し合ったからといって理解されるかはわからない。なら逃げの現状維持をしてしまうのは痛いほどわかる。でも自分の、そして周囲の意識が変われば、当然に共存できる未来があるかもしれない。かつては迫害されていたオタクがむしろ誇ることとなったように。その選択が未来を変えることに期待! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • たいが

    いやぁ〜ちょっとメンタルにきましたね…。どうしてこうなるんだと言わんばかりのすれ違いぶり。光莉は悠のことが好きで、悠も光莉のことが大切だけど自分の性質を伝えるのは怖くて…。そんな曖昧な関係のまま春佳が登場して、何も教えてもらえなかったら光莉は距離を取ろうとするよね。結局この物語は悠が伝えないと始まらない。恐怖もあるだろうけど杉山には背中を押されて、春佳とは違えてしまった過去を清算して勇気を貰ったので、次巻で悠と光莉の関係がどうなるか注目ですね。あと春佳がいい奴すぎて何とか幸せになってくれ笑! 続きを読む…

    ネタバレあり
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