あらすじ紹介
★TVアニメ第2期制作決定の人気シリーズ、完結編!★
邪智暴虐の王・ンナバドゥの策略により、ビスコは瀕死の重傷を負い、ミロは並行世界に囚われ、そして二人の子であるシュガーは魔の手に落ち、絶望的な空気が世界を包む。しかし、世紀末世界を生きる人々は知っている。最強キノコ守りの少年たちが、決して、諦めないことを。
「ビスコが」「ミロが」
「「おれたち/ぼくたちが揃えば、覆せない絶望はない!」」
相棒を信じ希望を胸にそれぞれ戦うビスコとミロ。だがしかし、かの敵はどこまでも狡猾でなによりも姑息で……そして誰よりも諦めが悪かった!
己が信じる明日を掴むため、正と負の超信力が激突する、史上最大にして最後の戦いが幕を開ける。そして――
「相棒は、いつも一緒? 死ぬときも?」
「そうだ。」
少年たちが交わした約束は、時空を超える最後の冒険へといざなう。驚天動地! 疾風怒濤のマッシュルームパンク! ここに堂々完結!!!!!!!
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みんなからのレビュー
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のれん
12ラノベでここまで綺麗に終われること自体珍しい。 しかも散々スケールが違うことを示した本作ラストにふさわしいスケールの膨張を加速し続けたまま終わりまで駆け抜けたのも評価したい。 陰気で愛されたいと飢えた敵の魔王は小物であったが、その愛への渇望こそが本作のテーマ。 いつまでも一緒にいたい、そう願うのは相手も同じことを思っているか確信が持てないからだ。 互いが一言愛を言葉に出来れば、その友愛はいつまでも続くのだ。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり -
光心
3まず何よりもめでたく完結したことに瘤久保先生ありがとうと言いたい。最終巻では中盤までそれぞれのキャラクターの因縁や関係性を終わらせていってどう物語を終わらせるのかあるいは終わらないんじゃないかと懸念もしたが、最後はビスコとミロの関係性を中心に話を展開して、二人の旅が終わらないという美しい結論になったのは納得しかなかった。二人の関係性の強さと弱さは表裏一体で、言葉にしないから信じられるけど言葉にしないから信じきれないというのもめちゃくちゃよかったので満足しかない。 続きを読む…
ネタバレあり -
細川 カヲル
1これぞ『錆喰いビスコ』流大・団・円! をドストレートにお出しされました。かなり初期の方から追いかけてた身からすると2人のコンビの行く末を見届けられて感無量です! ラスボスの存在感も目を見張るものがあるし、最終決戦も今までの旅路の総まとめの側面もあり新しい展開を目の当たりにしながらも懐かしさが込み上げてくる。 最後まで読んだ後、本当に最後なんだなぁと満足しながらも寂しい余韻でいっぱいになる最後だった。製作に関わった皆さん、本当にありがとうございました! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2025/01/10
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定価1089円(本体990円+税)
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ISBN9784049150698
関連サイト
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公式サイト