
あらすじ紹介
男爵内定のお披露目を乗り越え、年末を忙しく過ごす魔導具師のダリヤ。
それはロセッティ商会も例外ではなく、仕事納めを前に慌ただしくも、どこか浮き足立った雰囲気だった。そんな中ダリヤは、ヴォルフとの『冬祭り』の約束を心待ちにするとともに、冬祭りのプレゼントを贈れる相手が増えたことに喜びを感じていた。
今年一年で広がったダリヤの縁――その縁で彼女もまた、周囲からたくさんの“贈り物”を受け取ることになる。
「プレゼントが増えたね、ダリヤ」
そして訪れた冬祭り、ダリヤとヴォルフは屋台を巡り、一年を締めくくる。迎える新年にダリヤが祈るのは――。
「共に、笑って過ごせますように――」
それぞれが過ごす年末年始は……? 魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、気持ちを新たな第十一弾、開幕!
小説11巻に、「甘岸久弥書き下ろし短編」「公式4コマ『まどダリ』」「キャラクターデザイン」などを収録した、豪華フルカラー小冊子付き特装版!
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みんなからのレビュー
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ぽろん
27周りの人達からは、完全にカップル扱いされてるのに、不思議な二人です。カルロの最期の時が巻末に描かれていたけれど、お母さんが家を出た真相が解る日はもう来ないの?!気になります。 続きを読む…
ネタバレあり
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ラムレーズン
18冬祭りと遠征夜着、イルマ出産、ユーセフ登場。特装版にして大正解。4コママンガはもう一つだったけど、書き下ろし短編は好き。今回は泣く回だったな。まずはイルマ出産でベルニージ夫妻がひ孫と対面するシーン。叱りつけた息子がヒュドラとの戦いで亡くなり、後悔の中で生きてきた二人が、マルチェラ、イルマとその赤ちゃんたちでこれまでの後悔に区切りを付けるのがたまらない。ベルニージ様たちがベルナルディと花街のマルチェラとの関係を認めないのは貴族である以上当然で、→ 続きを読む…
ネタバレあり
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しましまこ
14今回もきっちり笑って泣いたよ。 続きを読む…
ネタバレあり
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ラムレーズン
13おさらい再読。ベルニージ様夫妻が神殿でこっそりマルチェラたちに合う話がすごく好き。本好きの下剋上でもそうだけど、貴族ってほんとめんどくさい。わざと怪我して大事をとったということにしてマルチェラやイルマの部屋の隣に泊まり、深夜に双子のひ孫を抱っこして、部屋に戻ってから二人で泣きながらひ孫の名前を清書して。亡くなった孫のベルナルディからとった名前もいいし、よかったねぇってここはいつも涙が出る。あと番外編!カルロさんはこういう思いを遺して亡くなったのね。泣ける一冊だったなあ。面白かった!! 続きを読む…
ネタバレあり
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まりもん
12今回はルチアが作製した夜着が遠征夜着が魔物討伐部隊で活躍。途中で囮服扱いとか脱線して遠征夜着を着てモモンガみたいになって遊んでいる様子が楽しそう。小冊子のマンガも短編も楽しめた。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/25
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定価1760円(本体1600円+税)
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ISBN9784046838216