みんなからのレビュー

• よっち

  2025/01/14

  29

  新たな国へと拠点を移したミミのもとに現れたのは情報班出身の殺し屋。コードネーム46、通称シロ。ミミを深く慕う彼女の教育係に任命される第2弾。余命1週間の絵描き、親を手にかけた研究者の少年、雇い主殺しの元傭兵など、新たな罪人たちとの出会いと別れの中で、ミミがシロを教育していった結末。そして1週間後に殺してきた彼女の罪を問う、かつて母親を殺された息子。同様に与えられた1週間の猶予は、改めて彼女のこれまでを振り返る7日間でもありましたけど、死を受け入れていたはずの彼女に芽生えた生きたいという思いが印象的でした。 続きを読む…

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• 和尚

  2025/01/19

  19

  二巻目。一巻の終わりからどういう流れになるのかなと楽しみに読んで、面白かったです！ ターゲットとの一週間、この構成が好みなので嬉しい。新しいキャラのシロを通して深掘りされていくのも本当に良かった。そして、その後の展開も好きでした。 エピローグについても良き締めでした、帳尻というものが存在するのであれば、こうして合わさるのが良い、そう思えるピースがハマる終わり方でとても良かったです。 続きを読む…

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• てぃーも

  2025/01/13

  16

  本巻を第２巻としなかったのは、前巻と合わせて上下巻だったのかな…？　「一週間後、あなたを殺します」と言い続けた殺し屋ミミは、いつか自身がその遺族に殺される事で贖罪になると考え…、と言うか殺し屋以外の生き方を見出せぬまま死を受容れようとしたラスト、違う形の贖罪を突き付けられ…。生き方を変える事を求めようとすれば、続刊を望むべくもなく、これにて完結ですかね？　前巻を読んでから日数が経ってしまっていたので、続けて読んだら少し印象が変わるかも…と思った。 続きを読む…

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• アウル

  2025/02/15

  14

  ミミがボスとなってもやる事は買わない『一週間後、あなたを殺します』と活動していくんだけども１巻と比べて感情が大分と出てきている点で成長していたな。そんな時に後輩であるシロがミミたちの元を訪れ指導していく事になるのだが...。ミミとシロのやり取りが何とも言えないわ～。そしてミミの元にも遂に訪れる死神の影。因果応報かと思ったけどもこの終わり方が凄く良かった。 続きを読む…

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• れっちん

  2025/01/24

  10

  今巻もオムニバス形式で人と人との関わりを描いていますが、前巻を上巻として、本作は完結に向けてより深い物語を見せてくれた。 「深い」という言葉にはさまざまな意味が込められている。人との関わり、想い、ミミ自身の罪の深さ――これらの要素が多面的に深みをもたらしている。 『環境さえ違えば罪を犯さなかったであろう人たち』 この人たちの関わりを、一週間という限られた時間の中で描き出し、読み手にどのような感情を抱かせるのか。 そういった点でも、本作は改めて時間をおいてじっくり読み返したくなる一冊。 続きを読む…

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