
魔女と猟犬 6
〈オズの国〉に集結した魔女たちは、〈王のせき止め〉の砦で勃発した王家と抵抗勢力との戦争に巻き込まれる。さらには最強の魔術師である九使徒たちも参戦し、戦況は混乱を極めていく……。「オズ編」ついに完結!
カミツキレイニー
(著)
/
LAM
(イラスト)
シリーズ:魔女と猟犬(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
魔女たちは〈オズの国〉で殺し合う。
〈花咲く島国オズ〉――そこでは、島を統治する《エメラルド家》と、それに反発する南部の貴族たちによって組織された〈南部戦線〉による激しい内戦が繰り広げられていた。
オズの国を訪れたハルカリ、ネルたちは、〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触。時を同じくして、オズ島の要所である人口湖〈王のせき止め〉の砦を占拠した〈南部戦線〉と、《エメラルド家》の傘下となった他の家の軍勢との戦闘が勃発した。ハルカリたちもその戦火に巻き込まれる。
さらに、空からは《エメラルド家》の気球部隊が来襲。その中には、九使徒であるパルミジャーノとプルチネッラの姿もあった。それを追うようにして、テレサリサ、ロロ、ジャックたちも〈王のせき止め〉に到着。魔女と魔術師たちが入り乱れ、オズの国の歴史に刻む最大の戦争の幕が切って落とされた。
みんなからのレビュー
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なっぱaaua
39いろいろと吃驚した5~6巻、オズ編でした。今巻は戦闘シーンが多く迫力満点ではあるものの、ややワチャワチャした感じで読みにくかったかな。それでもモネの秘密やプルチネッラの正体が分かったり、大きくこれまでの展開が変わる結果になったりと面白かった。まずは最初に1900年代初頭のアメリカから物語が始まったので、違う読み物を読んでしまったのかと思ってしまった。これでほぼ7人の魔女が登場して、キャンパスフェロー再興に向けて物語が動き出すのだろう。しかしこの作者一筋縄でいかないのは間違いないだろう。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
28島を統治するエメラルド家と、反発する南部貴族たちによる〈南部戦線〉の激しい内戦が繰り広げられる島国オズ。その歴史に刻む最大の戦争の幕が切って落とされる第6弾。〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触したハルカリとネルたちは、勃発したエメラルド家傘下の他家との戦闘に巻き込まれてゆく展開で、そこに九使徒やいつもの面々も到着するなかなかカオスな展開で、掘り下げられたドロシーの過去はなかなか印象的でしたけど、モネとの関係がどういう結末を迎えるのか。仲間を見捨てられないロロたちの今後も気になるところですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
19モネは心が分からないというが、そんなん誰でもそうだろう。それに自覚がないのがモネで、自覚的なのがドロシーだったということか。『オズの魔法使い』とは性格も好みも真逆のドロシーが執着していたのは、友達だったのだろう。 そしてモネはそれを分かったうえで暗に利用していた。だって彼女には「もう」友達がいたからだ。 純真で、少し残酷な御伽噺。本作の童話モチーフはエッセンス風味だけど作者らしさがある。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
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八岐
14★★★★ There is noplace like home.ドロシーとモネ、この二人の関係は言葉で表現しつくせないような複雑なものを感じる。家族も友も何もかもを穴に捨ててきたドロシーにとって、最期にあんな結末を迎えながら、楽しかったねと笑いあえたモネとの関係はどういうものだったんだろう。考えれば考えるほど、名状しがたいモヤモヤとしているようで清々しくも思える感慨が湧き出てくる。オズ編はドロシーの物語だったのか。それら多くの思いを吹き飛ばす勢いの最後の最後。カプチノーーッ!? この娘一人で冒険しすぎ! 続きを読む…
ネタバレあり
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ユウ@八戸
12まさかの「アメリカ」の物語から始まるオズ編後半な第6巻。ドロシーのアレコレにゾッとしたり、戦争の行く末にハラハラしたり、ジャックに和んだり。アメリカ時代のドロシー、「世にも奇妙な物語」で出てくるやつじゃん雰囲気的に。超怖かったです。モネとかネルとか、軸がぶれなくてかっこいい。身近にいる人間からしたらたまったもんじゃないと思いますが。アラジンの心境に変化をもたらしたネル様すごい。テレサリサを追って敵の本拠地へ突入……ももちろん楽しみだけど、カプチノの今後がすんごい気になる。不憫すぎるカプ。とりあえず生きろ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/12/18
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定価946円(本体860円+税)
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ISBN9784094532258