あらすじ紹介
本が大好きで、王宮図書館の本を求めて官吏となったマルティナ。その特殊な記憶力を発揮して活躍し、ついには世界を救うために聖女召喚を成功させたが、それは聖女を元いた世界から引き離すことだった。世界を救おうとしてくれる聖女を必ず元の世界に帰そうと、聖女送還の方法を求めて再びマルティナは奮闘を始める!
だが、そんな彼女たちを尻目に、聖女を取り巻く様々な思惑は不穏な様相を呈しはじめ――。
書き下ろし【番外編 王宮図書館でのひととき】も収録!
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みんなからのレビュー
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よっち
22特殊な記憶力を発揮して活躍し、ついには世界を救うために聖女召喚を成功させたマルティナ。召喚してしまった聖女のために奔走する第2弾。理由もわからないまま聖女として召喚された女子高生ハルカの話を聞いて、必ず元の世界に帰そうと聖女送還の方法を求めて再び奮闘するマルティナ。聖女として協力してくれるハルカと仲良くなる一方で、聖女を自国に取り込もうと動き出す国があったり、聖女を一神教を脅かす存在として排除しようとする動きもあって、様々な思惑が絡むなかなか難しい状況ですけど、マルティナやハルカには頑張ってほしいですね。 続きを読む…
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和尚
15面白かったです! こうして召喚する側が主役で、その呼び出すまでの試行錯誤や事情を一巻分使い、というのも珍しい気がします。マルティナ達の人となりが分かった上で、通常の暮らしをしている中でいきなり聖女として召喚されてしまった側の気持ちもわかり、また、聖女を利用したいそれぞれの思惑も含めて気になる始まり。 それにしても本当にマルティナが万能! 記憶するだけではなく、それを活用する才能が飛び抜けてますね。この世界の人は皆そうなの?とか官吏の人は皆そうなんですか?みたいに慄く初見の人達の反応すきでした笑 続きを読む…
ネタバレあり -
ひろぺん
1聖女召喚の魔術が成功した、のはいいけれど、召喚されたのは女子高生で、てな始まり。召喚された人の戸惑い、元の世界に戻れるのかの不安などの描写は良い。戻す魔法はわからないけど、研究を続けることで同意を得て、その後は聖女としての実力を発揮。政治を巡る他国他教の企て、召喚魔法で呼び出された魔物との対決や聖女教を打ち立て取り込もうとする動きへの対抗など、なかなかに気持ち良い。それにしても一目見ただけで完全記憶、うらやましいなあ 続きを読む…
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ふうせん
0まず、作者の蒼井美紗先生も言っていたけど緋原ヨウ先生の描かれた表紙が良い。マルティナの可愛さはもちろんなんだけど構図がとても好き。マルティナらしさと図書館あるあるのような行動に、一巻の別角度ような感じ、全てが良い。次巻も決まっているとのことなので楽しみにしてます。 また、今回の新キャラであるハルカとマルティナの関係ほっこりする。本好き同士の話ってすごく時間忘れるんよね。よくわかる。 続きを読む…
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ルリニュンペー
0本好き新人官吏の物語第2弾。1巻では主人公を完璧超人と思っていたのですが、今回は彼女の弱い部分が見られ感情移入がしやすくなりました。聖女の帰還、他国の思惑、宗教など様々な問題が重なる中、主人公たちはどう解決していくのでしょうか。次巻も出るとのことなので続きが楽しみです! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/09
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040756585