あらすじ紹介
中原における人間同士の戦争を終結したミスマルカ王国の若
き王子、マヒロ・ユキルスニーク・エーデンファルトは人類連
合を結成。北の魔王と呼ばれるゼネフが築き上げた機械化帝国
に迫るが、ゼネフから和平交渉を持ち掛けられる。
周囲の反対を振り切ったマヒロは単身、機械化帝国へと乗り
込んだのだが――そこでまさかのクーデターが勃発! しかも
肝心のゼネフは「私は……誰ですか?」となぜか記憶喪失に!?
人類文明の最果てが生み出した機械の命に、マヒロの信じる
人間理性は通じるのか?
千年の時を超えた戦いが決着する、シリーズ最終章――!
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みんなからのレビュー
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藤崎
712巻から早10年近く、ヒマワリのラストからも早4年以上、広げに広げた大風呂敷を、ついに畳んだ最終章・・・え、1冊でまとまるの? みたいな感じで読み進めたのですが、初手から何巻か飛ばしたかってレベルで展開巻きに巻きながら見事なまでにミスマルカで流石の一言。もちろん分量的な意味でどうしても足りないところはありますが、見たかったものは全部見れたと思えるほど盛られていて満足でした。そして、最後に残ったものがあの笑顔であるのなら。それは何かを包むという風呂敷の役割が果たされたのだと思います。ありがとうございました 続きを読む…
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niz001
6ミスマルカ!?新刊!?最終章!?それはともかく畳み切った!流石に語り切れてない事は多いけども大団円。ウィル子の中で確かに生きているヒデオの思いに目頭が熱くなる。マヒロじゃないと此処まで辿り着かなかっただろうし、ヒマワリでないとゼネフを圧倒できなかった(鈴蘭は?)。お疲れさまでした。 続きを読む…
ネタバレあり -
ヒデキ
2かつて貪るように読んだ、ミスマルカ興国物語の最終章。だけでなく、林トモアキ先生がこれまでシリーズ化してきた作品群の総まとめでもある。10年ぶりの続編というのが嬉しい。もう続きは出ないかと思っていた。しかし、マヒロやジェスはともかく、川村ヒデオやヒマワリの出てくる作品は読んだ事がないので、ラストシーンに至る、ヒマワリの登場や川村ヒデオに関する言及にイマイチ燃える事ができなかった。待たされた10年の間に、林トモアキ先生の作品群を全部読んでおいたら良かった、と少し後悔。それでもミスマルカの最後が読めて良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
むさ
2うおおおおおおミスマルカの完結巻だああああああ!!!!!! 『お・り・が・み』からの付き合いの大好きなシリーズだから嬉しくも寂しくもあるけどとにかく読めることこそがありがたい。 表紙のキャラクター原案の並びだけでもはや感動できる。 毎シリーズ畳んだと思った風呂敷は倍どころか一つ上の次元くらいまで広げられ、どーすんだでもどーにかなってきたまたやってくれるぞっていう篤い信頼のもとその通りに楽しい作品を届けてくれて、そして今度こそ本当に畳んでくれた我らが林トモアキ先生に大感謝!ありがとうございます! 続きを読む…
ネタバレあり -
アヒコ
2発売されるのを知ったのが発売日直前で、めちゃくちゃ驚いた。いきなり始まる場所があの『魔王』がいる機械帝国。しかもクーデターが起こって魔王が実権を奪われたうえに記憶喪失。そんな状況でもマヒロは口先のみで渡り合う。逆境がどれだけ絶望だろうとも、足掻けるだけ足掻く。最終決戦でのジェスが登場したときの感動。共にいるウィル子の姿があるだけで感動する。このまま敗北するのかと思ったところで登場するヒマワリに泣く。戦って戦い続けた彼らに、ついに終わりが。素晴らしき大団円。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/29
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784041157404
関連サイト
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公式サイト