あらすじ紹介
夜陰に紛れるその怪異の正体は、天女か鬼か
三鏡高校怪異研究会に居つく美しい怨霊「まきなさん」に導かれ、とある事件をきっかけに研究会に所属することとなった諒介。
そんな諒介の元に舞い込んだ新たな調査依頼。それは、ある温泉郷に残る伝説『天女と山姫』の関与が疑われる惨殺事件だった。
人智を超えた伝説の怪異の正体を暴くべく温泉郷へと赴く諒介たち。その前に立ちはだかったのは、般若面に着物を纏う、妖しくも美しい怪異だった――。自称正義の美少女怨霊と共に怪異に挑む青春オカルトミステリー、第二幕。
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みんなからのレビュー
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オセロ
40待望のシリーズ続刊は温泉街に現れた凶悪な怪異・山姫が起こした殺人事件を巡る物語。依頼主の神浦珊瑚、神浦家と複雑な関係のイレアナさん、そして伝承などから事件の真相に近づいていく展開はワクワクしましたし、終盤のハラハラ展開は堪らないけれど、ちょっとごちゃごちゃしてたかな。とは言え様々な要素が入り乱れる展開は読み応え抜群でした。ただ、個人的には前巻のような連鎖短編集の方が好み。 続きを読む…
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よっち
26三鏡高校怪異研究会に居つく美しい怨霊「まきなさん」に導かれ、研究会に所属することとなった諒介。そんな彼の元に新たな調査依頼が舞い込む第2弾。惨殺事件への関与が疑われる温泉郷に残る伝説の山姫。人智を超えた伝説の怪異の正体を暴くべく、温泉郷へと赴いた諒介たちの前に立ちはだかる般若面に着物を纏う妖しく美しい怪異。その正体に対して様々な疑惑が積み重なっていく中で、見えていた構図も二転三転していきましたが、過去の因縁に決着をつけた先に紡がれた縁があって、何より諒介を心配する妹・明日香との関係も微笑ましかったですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
13天女と鬼女の伝説が残る温泉郷で発生した殺人事件捜査の為に泊りがけで向かう今巻。―――舞うは天女か鬼か、それとも怪異か人間か。 前巻と比べてバトル多め、幾多の激突の先に諒介が怪異研究会に留まる意味を問われる巻であり、前巻の謎は一旦放置し怪異関係の世界観を広げる巻である。温泉郷に廻った怪異の、家族の想い。その先に見つける一先ずの理由。果たして、希那子の相棒が板についてきた諒介はどんな事件に立ち向かうのか。前巻でちらついた謎は、次巻以降で語られる事になるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
12鬼にまつわる事件の調査を依頼されたことで温泉郷へ。事件の筋はちゃんとあるけど、推理モノではないってところを明確にしていて好印象。怪異の恐ろしさは当然残っているけれど、怪異そのものに対する理解が進んだおかげかかなり冷静に対処している印象だった。色んな繋がりができているので、今後も怪異専門家として引っ張りだこになりそうな予感。それと同時に怪異を通じて女性と接することが増えて、信頼と同時にそれ以上の感情を向けられてそうな気もするので、本当に怖いのは人間だった…とならないように、霊感以外の感度も高めていってくれ。 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
9★★★★ 前回も他校のオカルト問題に依頼されて解決に赴いていたけれど、今度は更に離れて地方の伝説に基づく殺人事件に挑むことに。殺人まで絡んで本格オカルトサスペンスになってきた。面白い。遠方故にまきなさんの活動時間に露骨に制限がかかり、力押し出来ないのも謎めいた展開を丁寧に紐解いていくエッセンスになっている。でも、時間短くとも呼んだらまきなさん来てくれるので、切り札となりつつささっと助言しに来て去っていくまきなさんが何だかんだ頼もしい。あと、あの妹ちゃんはちっちゃい妹キャラの本分を尽くしていてさいかわ 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784798636696