
あらすじ紹介
性別バレをギリギリ回避し、院試を通過した雪蓮と梨玉。
ただし、全6回の試験のうち終わったのはまだ半分。遂に科挙の本試験である『郷試』が始まろうとしていた。独房のような試験会場に放り込まれ、約2週間問題を解くのである。そんな中、臨時の試験官として現皇帝の妹・夏琳英が現れる。女性ながら皇帝の右腕として辣腕を振るう彼女に激励され喜ぶ梨玉。しかし、夏琳英は雪蓮の父を殺害するのに加担した人物でもあり、何か企みがあるのは明白だった。一方、試験会場の外では「黄皇党」と呼ばれるテロ集団が蠢いていた。皇帝の妹とテロリスト。混沌を極める郷試を雪蓮たちは乗り越えられるのか――!?
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みんなからのレビュー
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雪紫
38「現在の良手、未来の悪手。」この巻のラストが衝撃的過ぎて今までの展開吹っ飛んだわ。徐々に今回の敵が色々崩れてたけど、まさか、真の敵がなぁ・・・。下手すりゃ雪蓮が手を下さなくても・・・と思わせてしまうのが、余計にエグい構図(白目)。この国を正すのは外か内か。これ次か次で完結予定!? 続きを読む…
ネタバレあり
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オセロ
33厳しい試験を次々と合成していき、郷試と呼ばれる更なる難関試験に挑む雪蓮たちだったが、仇の1人で上皇帝の妹の夏春元が試験官の補佐に就く一方で、テロ組織がある計画を企んでいて。雪蓮や梨玉に揺さぶりをかける春元、テロ組織の真の狙い、そして復讐に燃える雪蓮。それぞれの思惑が入り乱れる展開はやはり面白く、それによって招いたこのラストの続きはとても気になります。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
21性別バレをギリギリ回避して院試を通過した雪蓮と梨玉。遂に独房のような試験会場に放り込まれ、約2週間問題を解く『郷試』に挑む第2弾。臨時試験官として現れた皇帝の妹・夏琳英に激励され喜ぶ梨玉。しかし彼女は雪蓮の父殺害にも加担した一筋縄ではいかない人物で、一方、試験会場の外では「黄皇党」と呼ばれるテロ集団が蠢く混沌とした状況。真っ直ぐで素直な梨玉が利用され巻き込まれてゆく中、窮地を打開するために雪蓮が裏で手を回すという構図でしたけど、その結末を受けてこれから2人の関係がどう変わってゆくのか気になるところです…。 続きを読む…
ネタバレあり
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椎名
12この引きは予想していなかった。かつての因縁の相手が登場することで悪意に翻弄されながらも、梨玉の純真さをもって変化していく雪蓮の姿が描かれているからこそラストがくる。しかしとにかくやっている試験や内容は非常に地味なものではあるので、よくこれをここまでエンタメとして作れるなと感心してしまう。あとがきでもその苦悩は書かれていて、そりゃそうだよなあと。 続きを読む…
ネタバレあり
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CCC
10これは先が気になるヒキ。ラスボスとはいかないまでも中ボスくらいだと思っていたキャラがあっさり退場したから「あれっ?」と思ったらこうなるか。ここからどうとでも転がせそう。続きに期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/11/25
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784046842282