あらすじ紹介
虚構の在処が暴かれし時、鉄槌を下されるのは――
賢神リーナが仕込んだ結界の効果により、遂に大切な人たちとの絆を取り戻すことが出来たリオ。皆と喜びを分かち合う中、彼は美春に憑依したリーナから重要な助言を授けられる。しかしそれはリオにとっては到底受け入れられるものではなかった。
一方、レストラシオンの先行きに苦悩するユグノー公爵は英雄となったリオを何とか自陣営に引き込もうと画策するが――
「……貴様など、生まれなければよかったのだ」
浅慮と驕りから竜の逆鱗に触れた愚か者たち、その末路とは。
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みんなからのレビュー
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雪紫
47電子書籍にて読了。リオの正体知ったところでやらかすのはレストラシオン支えてる分苦労人になってるユグノー侯爵じゃなくて返り咲き狙いのスティアードと思ってたし、表紙からしてようやく新衣装のラティーファ絡むと思ってたけど(セリア先生が衣装も髪型も変わり過ぎなだけ?)、こいつ想像以上に妬み溜まっていたやらかしだわ。ユグノー侯爵の心境と合わせて書いてる分奴の破滅の足音が聞こえまくりだった・・・実際この巻の主役である2人の描き方丁寧だし。それでも日常を取り戻したリオが弘明含む男性陣と仲良く男子会してるのが微笑ましい。 続きを読む…
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オセロ
34日常回(ラブコメ)と情報整理がメインの今巻。 リオが次に眷属にすべき人とは、勇者たちに起こりうる未来、そして現実世界で残してきた避けられない兄弟の問題。そんな中でリオを貶めようとする貴族たちが動き出す展開で、結果はお察しでしたね。とは言え序盤のモヤモヤを解消してくれてスッキリ。日常回というとどうしても面白みに欠ける印象ですが、リオが置かれている状況が状況なだけに久しぶりにいろんなキャラとの絡みが見れて良かったです。 続きを読む…
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よっち
30賢神リーナが仕込んだ結界の効果により、遂に大切な人たちとの絆を取り戻すことが出来たリオ。皆と喜びを分かち合う中、彼は美春に憑依したリーナから重要な助言を授けられる第26弾。思ってもみない提案を素直に消化しきれないリオから関係者に語られる勇者の性質。一方、レストラシオンの先行きに苦悩し、リオを何とか自陣営に引き込もうと画策するユグノー公爵の動きに端を発する騒動と結末。久しぶりに楽しそうなリオやヒロインたちの様子が微笑ましかったですが、過去の件もこれで決着ですか。悩める彼女にも救いがあるといいんですけどね…。 続きを読む…
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てぃーも
13賢神リーナが遙か太古に仕掛けた策により、神のルールにより忘れられていたリオに日常が戻ってきて…。しかし、セリアらが属するレストラシオンの状況は壊滅的で…。そんなところに妙な動きをして自体をより悪化・深刻化させてしまうのは…、まぁ彼は今巻が最後の出番でしょうか? そして何時までも秘匿出来ないと共有された勇者の秘密、力に伴うリスクとしては千堂貴久と菊地蓮司の二人はかなりヤバそうですが、もう少し先まで引き延ばされるのか? 次巻「祈りの断頭台」って、クリスティーナの心情を想うと、私には悪い想像しか浮かびませんが… 続きを読む…
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みどり
8とりま、ひと段落ついて、最初からのいろいろなことの回収と整理、と皆様が書いていらっしゃる通りの展開。お泊り会や男子会、女子会の部分は「穏やかな日常」部分、その合間合間に、眷属を増やす話とかまあ、これからのことへの伏線的な小話が挟まっている。アニメの2期も始まって、忘れかけていた「一番初め」も思い出したので、確かにうまいメディアミックス!とは思いました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/10/01
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784798636436