あらすじ紹介
鹿島翔香。高校2年の平凡な少女。ある日、彼女は昨日の記憶を喪失していることに気づく。そして、彼女の日記には、自分の筆跡で書かれた見覚えのない文章があった。”あなたは今、混乱している。若松くんに相談しなさい……” 若松和彦。校内でもトップクラスの秀才。半信半疑ながらも、彼は翔香に何が起こっているのかを調べはじめる。だが、導き出された事実は、翔香を震撼させた。”そ、んな……嘘よ……” 第一回電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞した高畑京一郎がくみ上げる時間パズル。最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す--。 '97年初夏、映画も公開もされ、多くの読者を魅了した話題作が遂に文庫化!!
みんなからのレビュー
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青乃108号
132下巻もぐんぐん読んだ。これはあれだ、ファーストシーンにいきなりロマンチックな場面を設定しておいてエンディングで再びその場面に戻す、という構想がまずあって、それを演出する為の道具に【タイムリープ】を使いました、っていう話だな。【タイムトラベル物の金字塔】なんていう触れ込みでなるほどその手のマニアにとってはそうかも知れんが、小説の出来としては疑問だな。そんなことより【恥ずかしい装丁画の本を2冊も返しに来る挙動不審のオヤジ】になって再び図書館カウンターのお姉さんの前にオドオドしながら立たねばならぬ。ああ恥ずかし 続きを読む…
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やっさん
119★★ 上巻からの尻すぼみ感にガッカリ。辻褄は合っててすごいと思うけど、ラノベ特有の恥ずかしさに後半は見てられなかった。ふと「くぅ~疲れましたw」のコピペを思い出した。 続きを読む…
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chiru
93主人公が時間を跳躍する謎解きを、タイムリープ×バタフライエフェクト×ジュブナイルで描く。謎解きの補佐役、狂言回しのハイスペックな男子は、斜め上なセリフが多くて名言集が作れそう。跳躍に『必然性』を見つけるあたりから一気に夢中に。『同じ時を繰り返さない』の条件付けが最大限に活かされた、先の見えないストーリー展開。過去と謎の伏線回収、冒頭のキスシーンのなぜ?の答えを、時間のピースをはめて完成させる隙のないテクニカルな工程。矛盾が生じない巧みな構成でSFを味わえる贅沢な1冊。すごいの一言です。 ★5 続きを読む…
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た〜
71面白かった。最終決戦がちょっと淡白な気もするが、それは主題から外れることだろうから、よしとしましょう。 続きを読む…
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☆よいこ
70YA。下巻。危険を感じると意識が過去や未来に跳んで(タイムリープして)しまう少女、翔香(しょうか)は、同級生の和彦の手助けで危機に立ち向かう。現象のきっかけになった日曜日の夜の出来事が判明する。空白を時間を埋めていく。▽過去や未来に行きつ戻りつしながら謎を埋めていく読書楽しかった。[あとがきのおわりに]は他作品につづいているのか?よくわかんない。時間系SFとしてとても優良、面白かった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日1999/05/01
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定価534円(本体485円+税)
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ISBN9784840205597