あらすじ紹介
「おいしい」外れスキルでらくらく大繁盛!!
下級貴族の家に生まれ、地味スキル「毒消し」で家計を助けていた令嬢レベッカ。彼女は突然追放を言い渡される。追放の原因は贅沢三昧で家の財政を傾ける義母と義妹だった。
家を出たレベッカは、辺境の地で毒に苦しむ少女を助ける。ロールというこの少女に頼まれカフェを開いたレベッカだが、これが大成功。いっけん地味なレベッカの「毒消し」スキルだが、実は【おいしいけれど猛毒のある食材】を無毒にし、旨みまで増すスーパーレアスキルだったのだ!
やがてカフェの噂を聞きつけ、人間の冒険者にエルフ、はてはヴァンパイアなど様々な種族が訪問。『カフェ・アンチドート』の毒消しグルメは大好評で、やがて世界一の名店へ――。
追放令嬢のグルメ・サクセスストーリー、開幕!!
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みんなからのレビュー
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菊地
3うーん、グルメものを期待して読んだけど、正直期待外れ。 「毒を抜けば物凄く美味しい食材」が沢山あるというシチュエーションがそもそも強引過ぎるし、勢いだけの料理シーンもあまり面白いものではなく、食事シーンもあまり美味しそうに思えなかった。 ザマァ要素も大雑把だったし、全体的に僕には合いませんでしたね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/09/19
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784798636177
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
毒を消して旨味を追加! レベッカのスキルで極上の料理の出来上がりなの!
でも毒食材には、体が破裂しちゃう〈爆裂モロコシ〉に、怖い魔女に追いかけ回される悪夢を見る〈魔女リンゴ〉、寒くなってきちゃう〈ぶるぶるベリー〉なんていうのもあるんだって。本当にこんな怖い毒食材を使って、カフェなんてできるのか心配だよね…。
だけど、《毒消し》スキルは毒を無効化するだけじゃなくて、なんとうま味に変えちゃう効果もあるんだよ! たとえば〈爆裂モロコシ〉をフライパンで炙れば、さくさくフワフワな食感のポップコーンになって、甘みの強い〈魔女リンゴ〉を加熱すれば、美味しくて甘〜い焼きリンゴに早変わり。添えられた栄養のある〈ぶるぶるベリー〉のジャムのすっぱさも相性が最高なの!
もともと料理好きなレベッカも、つい実況をし始めちゃうの! 最初はうるさいって思ってた仲間たちも、だんだんノリノリで声をかけ始めるから、調理風景もすっごく楽しそうなんだよ。うま味に楽しさをプラスしたレベッカの料理は、どんな種族でも絶対に食べたくなっちゃうの!
美味しい料理が、お客さんとレベッカさん本人の幸せを呼び寄せます
食材もお客さんも癖が強いですが、貴族の間で噂になるほどのレベッカさんの腕にかかれば、どんな毒食材も一流の料理となります! 彼女の料理の評判は次々と高まっていき、常連さんが毒食材を採りにいってくれたりと、美味しい料理がさらにいい食材を呼ぶ状況になりました。さらには恋人へのプロポーズという人生を左右する料理作りの依頼といった、料理人冥利につきるお願いまで! 料理をきっかけにお客さんだけでなく、彼女の人生も好転していく様子には、とてもほっこりできちゃいます!
その一方で、彼女を追放した実家には悲劇が…。食堂の収入はなくなり、働き手を失った家事も手つかずの状況に。そのしわ寄せが、投げやりな両親から妹へと押し寄せていくんです。
悪いことには不幸を、いいことには幸せを。グルメ話に加えて王道的な勧善懲悪でスッとした気分も感じられる一冊ですよ!