あらすじ紹介
成田空港テロで、お嬢様大ピンチ!なシリーズ第6弾!
現代社会を舞台にした乙女ゲームに転生し、悪役令嬢として日本経済再生を進める桂華院瑠奈のもとに、不穏な一報が届く。
桂華グループの幹部が集う食事会で瑠奈の前に現れたのは、桂華商会大阪本社の天満橋満。
大阪の会合で目立っていた天満橋を思い出す瑠奈に、グループ内部でお嬢様を下ろすクーデターが進んでいることを天満橋は進言する。
クーデターの鍵を握るのは樺太銀行とムーンライトファンドであることを知った瑠奈は、グループ内の組織統合を進め、藤堂と天満橋を要職に据えて事態の収束にあたらせる。
しかし、クーデター勢力は本丸である瑠奈以外にも標的を定めており、不穏な動きはグループ内に蠢いていた。
そんな中、成田空港に向かう臨時特別列車の中で、瑠奈がテロの標的になっているとの情報が届くのだった。
現代悪役令嬢による日本再生譚、成田空港のテロでお嬢様大ピンチ!な第6幕!
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みんなからのレビュー
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ささきち
9半年で新刊でるとかマジ!?というそれに驚いてしまったが、イラストレーターがあれやそれしてなければこのペースで出てたのかな~と思ってしまいますよ。そんで今回は大人達が瑠奈を引きずり落とすクーデター騒ぎを企んで救ってやった恩を仇で返すのかよ!と思ってしまうのだが、大人達は瑠奈を救うために動いてるとか言い訳してくるが余計なお世話じゃ!と読者としては思ってしまうのよ。だから前半瑠奈が好き勝手できずにいる姿にモヤモヤしちまった。それに瑠奈を止めるために政治やら会社やら難しい事が多くてな・・・正直もうおじさんには 続きを読む…
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八岐
7★★★★☆ 桂華グループ内にクーデターの動き、という所から始まった騒ぎは、真相を探るに連れて海外ファンドの暗躍、ウォール街の思惑、国際マネーロンダリングシステムというアンタッチャブルに、国際通貨戦争を巡る闇の蠢き、とどんどんスケールがエライことに。その挙げ句に成田空港テロの勃発である。しかし黙ってしてやられるお嬢様ではなく、嫌がらせと称する逆襲はもはやヒャッハー汚物は消毒だぁ!のハゲタカローストの焼け野原。もう1兆円規模の案件は当たり前なんだが、流石に一兆ドルはオプションとはいえ、桁がもう……w 続きを読む…
ネタバレあり -
こぼこぼ
1クーデターだのテロだのと,お嬢様の周りはトラブルだらけだが,我が道を行ってこその主人公。この世界では小鳥遊を喰って欲しいわ。じゃいあん先生のイラストは5巻表紙で危惧したが,この巻では違和感無かった。後は刊行ペースですか。次巻は2025年ですか……。お年玉になれば良いな。 続きを読む…
ネタバレあり -
あさい
1半年ぶりの新刊。1年待つことが多かったので間隔が短くなったのは嬉しい。内容はWeb版の309話から365話の展開を組み替えて桂華院家の事情や欧州回りを大幅に加筆している感じ。他も少し足りないというところも補加筆してるとこもあって嬉しかった。中等部には入ってるけど今回は学園編は薄めでメインはやはり成田空港のテロのお話。栄一くんとのお嬢様のシーンは挿絵で見たかったので期待以上のものを見れて満足。桂華院家内の動きがWeb版以上にヤバイ。公爵や仲麻呂義兄様が瑠奈を家族として大事にしてるのが理解出来て安堵。 続きを読む…
ネタバレあり -
兵頭
1お嬢様ピンチ。恋住総理との対決に敗れた桂華院を待ち受けていたのはさらなる危機、クーデターだった。大体こういうピンチはいきなりやってくるのだが、そこは複数の諜報筋を持つお嬢様。事前にピンチを把握する。そこがこの作者の面白いところで、ピンチに対策を組んでいく爽快感こそが一つの武器と化しているのだ。もう一つの作者の武器がおっさんなのだが、それもこの巻でさらに一人増える。濃いのが一人、また増えたのだ。おっさんばかりの乙女ゲームで悪役令嬢はちょっと大変、である。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/08/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824009210