あらすじ紹介
『無能神』を虐げ、穢れを生じさせた元凶として神前裁判にかけられる代理聖女のエレノア。
緊迫した状況なのに、神様がなぜかいつも以上に甘い!!
だが神聖なはずの裁判所で、さらに大量の穢れが発生して――大混乱に陥る中、エレノアは神様と離れ離れになってしまう。
辿り着いた最奥、ついにこの国と『無能神』クレイルの真実が明かされる――。
「私の、聖女になってくれませんか?」
神と人の祈りの物語、ついに完結!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
サラ
3待てど暮らせど続報がないので打ち切りかーと諦めていたら新刊棚に並んでいて目を剥いた。完結やったー‼︎エレノアは人間臭いヒロインだと思っていたが、意図的に描写されていたのか。で、アマルダは『人間ではない』から魅力的に写っていたのか。意外と哲学的な落とし所だった。やっとマリオンお姉様出てきたし、アドラシオンの正体も分かったし、本当に綺麗に完結。でもカクヨムにある番外編のうち、時系列が本編後のやつは全部収録するわけにはいかなかったの?とりあえず作者さんお疲れ様でした。次回作にも期待! 続きを読む…
ネタバレあり -
blacktea
1完結。アルファポリスで読んで感想なんかも書いて、カクヨムに移ってからはこれのためだけにたまに見に行って。カクヨムの完結を読んでから書籍が出るかはらはらしながら待って、いや感無量ですね。どこから見てもラノベなんだけど、でもラノベの枠におさまらないような「人とは何ぞや」などという哲学的な広がりもあって。物語は終わったけれど、彼らの「明日」が「一日でも、一秒でも長く」続くようにと祈ってしまう、そんな稀有な読後感でした。作者さまに、出版社に、本当に心からありがとう! 続きを読む…
ネタバレあり -
まぬけのまりこ
1感動の大団円。笑って怒って泣いて、エレノア完走。基本は王道です。少しずつ、勇気を集めて、力を合わせて。クライマックスは「おおきなカブ」。始めから種明かしスタイルなので神様の正体や建国神話の真実に衝撃はない。アマルダへの「ざまあ」は、そうくるか。なかなか辛辣。最後まで楽しかった。あとがき読むと、作者の作品が私の好みに合う理由が少し分かる 笑。 続きを読む…
ネタバレあり -
手羽先
1完結!面白かった!!今までの展開でホントにハッピーエンドになるのか??って疑ってましたが大団円でした!良かった!!エレノアさんがエレノアさんで神様が最後まで神様だったのがとても良かったです。アマルダはどうなるのかと思ってたけどまあ妥当な終わり方かなと。ただただ哀れな人でした。最後はオールスターで良かった。後半はずっとうるうるしてた。挿絵も最高に素晴らしくて良かったです! 続きを読む…
ネタバレあり -
リイエル
0Web版既読。エレノアが神殿で裁判を受けてたら、偽グランヴェリデ様の穢れが大きくなりすぎてクレイル様が正体を現した話。やっぱり何度読み返してもアマルダの行動原理がよくわからなかったですね…。穢れを知る前よりも穢れを知ってからのアマルダのほうがとても人間らしかったあたり、意図して書かれているんだろうなぁと思ったり。悪を悪と思ってない純粋悪はヤバいですねというのがひしひしと…。建国神話やら、罪と罰やら、いろんなテーマがいっぱいでこういう話の畳み方好きだなってやっぱり思いました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2024/08/30
-
定価814円(本体740円+税)
-
ISBN9784041152348