あらすじ紹介
「──俺の名前はジェノサイド江戸川。探偵さ」
……名前が意味不明だって? 同感だ。俺にも訳が分からない。
SNSで活動する名探偵の俺、本名・横溝碧は妹に生活費を使い込まれて困窮。
仕方なく大企業主催の脱出ゲームで賞金を稼ぐことにした。
ところがそれは、社会の裏で開催されているデスゲームだった訳だ。
そして命と大金を賭けた殺し合いが幕を開け――る予定だったらしいが、
俺が参加しているのが運営の運の尽きだ。
全ての殺し合いを秒で終わらせ、俺はデスゲーム司会の少女、姫野心音を手錠で俺と繋いで人質に取る。
さらにルールの穴を突いて、全てのプレイヤーが生存してのゲームクリアを目指したんだ。
だが、そんなやりたい放題をしていたら、デスゲーム主宰の黒幕に目を付けられてだな。
徐々に運営は、手段を選ばず問答無用で俺を殺そうとしてきやがった。
まぁ俺を殺そうなんざ、やれるものならやってみてほしい。
デスゲームという事件で、名探偵が負ける訳ないだろ?
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みんなからのレビュー
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よっち
27SNSで活動する名探偵のジェノサイド江戸川が、生活費を使い込まれて困窮。仕方なく大企業主催の脱出ゲームに参加するデスゲーム。裏社会で開催される命と大金を賭けた殺し合いのデスゲームで、全ての殺し合いを秒で終わらせて司会の少女・姫野心音を手錠で自分と繋いで人質に取る江戸川。さらにルールの穴を突いて、全プレイヤーが生存してのゲームクリアを目指す展開で、その黒幕は流石に一筋縄ではいかず、問答無用で殺そうとしてくる悪辣な存在でしたけど、すっかり黒幕に敵認定されてしまった2人がどうなるか、続巻への期待が高まりますね。 続きを読む…
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凜音
13読了 ツイ廃高校生探偵がとある企業が運営するデスゲームに参加することになり、倫理の無い理不尽なゲームをジェノサイドしていく物語。 SFサスペンスな雰囲気、 物語の裏で組まれているであろう部分がとても興味深い。すっごい気になる。物語全体の流れとしては、主人公:碧の人死にを出したくない姿勢がヒーローって感じで好きでしたね。 デスゲームなので殺伐とするかな?と思っていましたが意外と楽しい読み心地。しかし、その楽しさの裏側にあるドス黒い裏側が見え隠れする事でSFサスペンス的なゾワゾワと首筋なぞる恐怖感が良い。 続きを読む…
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真白優樹
10SNSで活躍する、名探偵のひ孫な少年が、巻き込まれたデスゲームで司会の少女を人質に取り始まる物語。―――手の届く範囲を救うため、デスゲームと言う遊戯をぶち壊せ。 運営と言う悪役たちが物凄くどす黒く、だからこそ探偵としてのスキルを活かし次々と遊戯をぶち壊していく少年の活躍が熱さを持っていて面白い物語である。 一つの遊戯を壊し少女を救う事には成功し。だが、少女の大切なものを傷つけ黒幕は未だ生きている。許せぬ悪、と許せぬ敵、という認識を互いにした二人の明暗はどう別れるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
mag
7天才探偵・横溝碧が参加したデスゲームで、司会の少女・姫野心音を人質にしたことから始まる物語。 デスゲームがエンタメとして調理されていて凄く新鮮な読み心地でした。 物語全体が凄くポップに描かれているからこそ、所々のデスゲームたる重苦しい雰囲気が魅力的に映っていましたね。 登場人物たちがまたいちいち面白い。スパコン欲しがる主人公の妹だったり、名も無きデスゲーム運営だったりと物語を盛り上げてくれていました。 エピローグで明かされた謎もあり、次巻以降の展開が気になるところ。続巻が楽しみですね。 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
7単巻でも面白かったけど、続けば更に面白くなるって確信できるの強いな…。人の死を娯楽に変える破綻者たちの思惑を天才探偵がぶち壊す。デスゲームに巻き込まれる系の作品の中でも主催者が大分イカれてる。悪行こそを誇るタイプは手に負えないなぁ。碧も負けず劣らずの濃さだけど、感性は極めて善良なので悪vs.善という構図になっているし、ゲームとしても比較的シンプルなのでわかりやすかった。とはいえ囚われの少女を救ってハッピーエンドというほど単純ではなさそうなので、完膚なきまでに破壊し尽くして悪を断罪してほしい。続きにも期待! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/09/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046840073