あらすじ紹介
国王から、クレーゼン領で領民に知識を広める許可を得た公爵令嬢アリステリア。彼女が家で開いた『メティア塾』は、連日多くの塾生が訪れる場所となっていた。
ある日、領地の新事業について相談に来た領主代理のルステンが、「いつかクレーゼンの名産を作るのが夢だった」と語る。それを聞いたアリステリアは、夢を語れる場所をこのクレーゼン領で作れていたことを喜ぶ。そして、塾生たちの夢を手助けしていくことを決める。
ロナの、いい物がきちんと売れる店を作りたいという夢。シーラの、体を丈夫にして家族と一日中お出かけがしたいという夢。そして、塾を訪れた少年ディーダの、将来の夢。
知識を最大限に活かして彼女たちの手助けをするアリステリアを、再び王太子の悪意が襲う。そしてその背後には――。
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みんなからのレビュー
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ユウ@八戸
8クレーゼンで知識供与することを国王に認められ、領民たちの夢を応援して暮らすアリステリアの物語2巻。アリスが領主だと知っても変わらない、友人たちとの穏やかな日々が素敵でした。のんびり癒される。意味深だったサラディーナの思惑が明らかになり、王太子にも変化が。サラディーナ、ガチの毒婦じゃないですか。悪意なく人を陥れ、転落を楽しむサラディーナ。クレーゼンには来なそうだけどどう暗躍するのか。それはそれとしてクレーゼンの発展の様子がすごく楽しかったです。今回一番よかったのはシーラさんの変化だよね。逞しくなって。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/07/25
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定価1650円(本体1500円+税)
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ISBN9784046836229