あらすじ紹介
根暗なぼっち少女・千早ちゃん。将来の夢は若隠居。
重度のコミュ症で就職できずにいた彼女はある日、完全リモート勤務という言葉に釣られ人型工作機械《アクタノイド》での異世界開拓に従事することに。
『新界』と呼ばれる異界へのゲートが開いたこの世界では、各国が資源開拓でしのぎを削り合っていたのだ!
何でも一人で解決する(他人に聞けないだけ)千早ちゃんはなるべく安全な仕事をこなしていく! ……はずだった。
「――なんなんだ、あのボマーは!?」
行く先々で天才的な操縦センスと爆発オチで数多の陰謀を退ける彼女は、知らずのうちに戦争屋としてみるみる悪評が広まってしまい――?
「真面目に働いているだけなのに……。うぇ……なんでぇ!?」
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みんなからのレビュー
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オセロ
40説明不足なところはあったけれど、面白かったですね。 新界と呼ばれる資源の宝庫への開拓が進むにつれてロボット工学や新興産業、さらには悪徳産業の侵攻が進む世界。そんな世界で人型建設機械の操縦する職に就いた超絶コミュ症の少女・千早ちゃんが巻き起こす予想外の行動の連続。それがドミノ倒しのようになって表題に繋がるのは爽快。世界観の作り込みや細かい設定もしっかりしていて、千早ちゃんの破茶滅茶な行動をもっと見てみたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
33若隠居が将来の夢の根暗ぼっち少女千早ちゃん。重度のコミュ症で就職できずにいた彼女が完全リモート勤務の人型工作機械《アクタノイド》での異世界開拓に従事するファンタジー。各国が資源開拓でしのぎを削り合っている『新界』で、安全な仕事を探そうと思っていた千早ちゃんが、チーム行動を避けてぼっち依頼を受けるうちに、大赤字を避けるため天才的な操縦センスと爆発オチの過激な防御行動を取るようになり、反社組織からもボマーと恐れられるようになって行く展開で、本人はそんなつもり微塵もないけど、結果だけ見ると仕方ないですね(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
24これは斜め上からの衝撃。個人的にはゲーセンにあった『ボーダーブレイク』というゲームに近い感覚。異世界での資源採掘現場が無法地帯となり、採掘した資源と機体奪取を目的とした各拠点争いが常習化するという無茶苦茶さ加減。 現代情勢を見ると現場が遠く死人もでない遠隔ロボットなら有り得ると思ってしまうのが怖い。なんせ中古中破ロボット一体で500万やからな(笑) ストーリー的には勘違いものだが、機体パーツを勘定して戦う感じが古い『アーマードコア』シリーズも彷彿とさせる。こりゃ作者も読者もロボゲーおっさん専用ですわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
しまふくろう
18なんとなく買い。絵は可愛らしくて良い。 物語は近年開発された遠隔操作ロボットを使う仕事にありついた主人公の話。主人公のコミュ障が本当に洒落になってないレベルなのと、対人コミュ以外のスペックは高い為に起こる周りからの誤解が面白い。爆発の方が敵を捉えられるという主人公の最適解が、傍から見ると爆弾魔というのには笑った。危機を切り抜ける毎に誤解が拡大していきそうで、この後どうなるのか可哀想ながらちと楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
17異世界に通じるゲートが開かれ、等身大のロボットにて開拓を行う世界で、壊滅的コミュ障な少女が異世界の開拓仕事について始まる物語。―――ゆく先々を爆発に染めて、得るのは物騒な異名ばかり? 根本的に人間と併せられず、故に誰も止める者がなく。気が付けばあっちこっちに火種をばら撒き状況をかき乱していく物語であり、どんな場所も爆発で地獄に変えるその様に、変な笑いが浮かぶかもしれぬ物語である。知らぬ間に得ていくボマーという異名。いつの間にか逃げられなくなる中、少女の今後の人生とは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/08/09
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784049152708