悪の令嬢と十二の瞳 最強従者たちと伝説の悪女、人生二度目の華麗なる無双録
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悪の令嬢と十二の瞳 最強従者たちと伝説の悪女、人生二度目の華麗なる無双録

『誰が勇者を殺したか』著者の最新作!
駄犬 (著者) / saino (イラスト)
シリーズ:「悪の令嬢と十二の瞳」シリーズ(オーバーラップノベルス)

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あらすじ紹介

やり直しの裏に隠された秘密とは――

公爵令嬢セリーナは王太子から婚約破棄され、服毒刑にて人生を終えた――はずだったが、何故か巻き戻り二度目の人生がスタート。
ちなみにあれは冤罪だ、とんだ冤罪である。
だって「ちょっと聖女の頭めがけて植木鉢を落としただけ」で「殺してはいない」のだから。
前回の敗因は有能な部下がいなかったこと。
であれば今度は拠り所のない孤児を引き取り暗殺者に育て上げ、自分をコケにしたやつら全員をぶちのめすのだ!
こうしてセリーナの従者育成計画が始まるが、過酷な訓練を経て仕上がったのはある意味(・・・・)最強の従者たちと番犬で!?
「我々はセリーナ様を愛しているか?」
「生涯忠誠! 命を懸けて! 忠誠! 忠誠! 忠誠!」
「セリーナ……、“あれ”はなんだね?」
「お父様、彼らは従者としての使命を前に、ああやって気を引き締めているのです」(すまし顔)
人生二度目の倫理観ぶっ飛びヒロインが征く、ちょっぴりおかしな逆行転生×悪党×勘違い英雄譚!

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みんなからのレビュー

  • 岡本

    Kindle。怒涛の勢いで書籍化を続けいている著者による悪役令嬢モノ。2度目の人生だからといって最初から1度目と性格が変わるのかというのは確かに疑問があったし、老成して落ち着きが出てくるのも違和感はなかったので、著者あとがきの内容には大いに納得した。個人的にはエピローグが無ければ後味の悪いものになったと思うので、あって良かったと思う。著者の作品は終盤のネタばらし展開が面白いが、今作も漏れなく面白い作品にて、いつかはシリーズものが読みたいと思ってしまう。 続きを読む…

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  • こも 零細企業営業

    悪役令嬢は結局は悪人だった。「二階から頭めがけて鉢植えを落としたり、茶に薬を混ぜて飲ませようとする、ならず者を雇って誘拐を企てる、偶然を装って馬車で轢てみたり、暗殺者に命を狙わせたり」って全部ダメだろ!!!十分断罪の理由になるわ!最後の母親視点の話は、悪役令嬢との認識の差が激し過ぎて恐ろしかった。そして、実際に娘は、、激甘な父親の裏の顔と言うより見た目と実際やってることのギャップが激しくて、、何人かそれっぽい人の顔が脳裏に浮かんだ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    王太子から婚約破棄されて、服毒刑にて人生を終えた公爵令嬢セリーナ。何故か巻き戻り人生二度目の倫理観ぶっ飛びヒロインのやり直しファンタジー。前回の敗因は有能な部下がいなかったと反省したセリーナが、拠り所のない6人の癖のある孤児を引き取り、過酷な訓練を課して暗殺者に育て上げたり、聖女の手柄を奪って芽を摘むべく先手を打ったりするものの、彼女が思っていたのと何か違う結果がまた微笑ましかったですね。そこから巻き戻りの真相からの一連の結末も上手かったですけど、その何よりもう一つの皮肉な意味がじわじわと効いていました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★★面白かった。著者の作品の中で一番好きかも。我儘放題に育ったせいで思考がナチュラルに悪女である主人公。聖女に嫌がらせをしたせいである意味順当に断罪された彼女は、気が付くと乳児からやり直していた。1周目で自分が断罪されたのは、我が身を省みず自身に尽くす有能な配下がいなかったからだと結論付けた彼女は、孤児たちを引き取って加減を知らないスパルタ指導をしていく…という逆行転生モノ。たとえ死んだからといって、彼女のアライメントが「悪」であることが変わらない、生き様は変えれても本質は変わらないというのは、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 和尚

    めちゃ面白かったです! 駄犬さんの物語は、勿論それ単体でも楽しめるのですが他のテンプレや主流を知った状態で読むとクスリとするポイントが増えて良い気がしますね。 小説なんですけど、なるほど、であったりそう来てそう来るのですねと対話出来る感じがとても好きでした。安心してお勧めできる一作ですね! 初手から悪の令嬢という言葉に対してのある意味一周した先入観を使って笑わせてくれます。巻き戻った彼女が"ちゃんと真っ当に足を踏み外した子供達"を孤児院で求め、馬車に詰め込んで持ち帰り、某軍曹的に鍛え上げる物語。 ↓↓ 続きを読む…

    ネタバレあり
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