あらすじ紹介
これでようやく私は、前に進むことができる――。
元悪女のアリアドネが同名の少女に成り代わって二年。
十四歳になったアリアドネは、貴族子女が集まる学院に入学した。
ある日皇太子から病弱な妹皇女・セシリアの様子を見るように頼まれたアリアドネは、爪の先が変色するという皇女の症状に違和感を抱く。
さらに貧民街では、原因不明の病気が流行り始めていた。亡くなった人達は、皇女と同じく爪が変色していたという。
その流行り病は、二十二年前の毒殺事件と酷似していたのだった。
共通点を見出したアリアドネは、黒幕を突き止めるため動き出す!!
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みんなからのレビュー
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八岐
6★★★☆ ああ、これは前世で謀殺されたのも当然だわ、と納得してしまうほど、父が所属していた貴族閥の暗部を知り尽くしていたアリアドネ。あの時殺されなかったら20年前の時点で残党も残らず一掃出来ていただろう。長い雌伏の時を経て漸く舞い戻ったと思ったら、全てを知るアリアドネが蘇っていて、人脈も陰謀も片っ端からインターセプトされ自身もとっ捕まったヘリング侯はご愁傷様という他ない。しかし、周りの人みんなに当たり柔らかいのに、唯一一番偉くて義理の父になる弟にだけ当たりがキツくて雑なの、妙な人間関係模様で面白いなあw 続きを読む…
ネタバレあり -
菊地
3話としてはまとまってるけど、盛り上がりには欠けた印象。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/06/28
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定価1650円(本体1500円+税)
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ISBN9784047380301