発見する
あらすじ紹介
大学生の田鶴結貴乃は生活費を稼ぐため、コンビニで高額時給の深夜バイトを始めた。だが初出勤にもかかわらず先輩の船橋は早々に退勤し、いきなりワンオペの夜を過ごすことになってしまう。そこへ降りかかる奇妙な出来事の数々。謎の忠告をしてくる客。故障なのかひとりでに開閉を続ける自動扉。そして自分宛に届いた謎のビデオテープ。テープの差出人は不明で、再生してもただ暗闇が映るばかり。さらにその後も毎晩奇怪なトラブルが相次ぎ、ついには自宅にまで差出人不明のビデオテープが送られてきて――。奇妙なコンビニで起こり続ける異変を追う『夜勤事件』ほか、『閉店事件』『夜間警備』『誘拐事件』『パラソーシャル』の計五編を収録！
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みんなからのレビュー
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雨
32面白かった。淡々としているようでいて読んでいるうちにゾッとしてきたり。てかワンオペきついねぇ。 続きを読む…
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アノニマス
10原作のゲームの知識なしでもホラー小説として普通に怖かった。タイトルになっている「夜勤事件」は初期の作品?らしいが断トツで怖かった。あれだけの事件があった後でも近所に住み続けられる主人公が強すぎる。「パラソーシャル」は実際にそういうことが起きていそう。花束と手紙の人は部屋の前まで来ているならやっぱりあすかが怪しくないかと思ったり。 続きを読む…
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his
9チラズアートさん㊗️ノベライズ✨ゲーム通りで雰囲気もそのまま、とても良いノベライズでした。あの無表情ののっぺりしたキャラクタ達からは、なかなか読み取れない心情等も描かれていて、ゲームの色んな場面が思い起こされましたね。いやぁ、船橋先輩がめっちゃ船橋先輩じゃん！！笑 ゲームやったことない人でも楽しめるホラーになってると思います。ガッチさんが帯にいる本なんて、金輪際出ないかもしれないので、家宝として大事にしていきたいと思います∠( ˙-˙ )／ｼｬｷｰﾝ 続きを読む…
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Antiqua.
3リアル×ホラーな世界観が魅力的なChilla's Artさん制作ゲーム5作品のノベライズです｡ ゲームではあまり語られない登場人物の心情が個性的に描かれているのが良かった｡ 特に､誘拐事件の主人公(少年)の描き方が好きでした｡ 事件や怪異がテーマなので､あの人はどうなった？あれは一体何？など､決して全てが語られる訳ではありませんが､考察を楽しむ余地として残してくれています｡ 文章で紡がれるこの世界のじっとりとした空気感に浸れて幸せでした｡ 続きを読む…
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コロン
3待ちに待ったチラズアートさんの小説。 全体的に原作にとても忠実で原作では分からない登場人物の心情や裏設定が分かりとても良かった。 一つ一つ感想を書きたい。 閉店事件：私が一番好きな作品なのもありとても楽しみにしていたが原作通りのゾワゾワ感が良かった。 原作でも感じていたがパーカー男は果たしてストーカーではないのか？人がいちばん怖いと感じさせられるストーリー。面白かった。船橋先輩が憎めなくて好き。 夜間警備：やはり主人公は落木で妻子との関係も冷えきっていたのか。それが分かりスカッとした。最後が怖い… 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/06/28
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定価1430円（本体1300円＋税）
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ISBN9784047379893
パートナーのおすすめレビュー（宣伝）
日常で起こりそうなリアルな怪奇現象におもわず声が出そうになります
チラズアートのホラーゲームといえば、日常に潜む数々の怪事件。想像力を駆り立てられる怪奇現象の恐怖がより身近に感じられるんです…！ たとえば本作に収録されたお話のうちのひとつ『パラソーシャル』では、Vtuberの女の子がネット犯罪に巻き込まれる様子が描かれているんですよ。
パラソーシャルとは、個人的には面識のない著名人との一方的な関係を表すもの。相手からは認知されていないのに、自分がよく知っているために、つい身近な存在だと勘違いしてしまう…といったように。けれど、知らない相手から一方的に恋人同士のようなメッセージを送られたら怖いですよね…？ さらに一人暮らしのはずなのにお風呂で物音を聞いてしまったり、何かの影がガラス戸の前を横切ったら――思わず叫んでしまいそうです……！
他にも日常的に起こりうるような怪談が4本収録されています。原作・監修のチラズアートによるあとがきや、チラズアート大好きゲーム実況者からの応援コメントも多数掲載！ ファン必見の大満足な一冊になっていますよ！
ゲームをプレイしたことがある人も、あの恐怖をもう一度…!!
夕方から閉店時間までワンオペ勤務することになった主人公。シフトを引き継ぐ船橋先輩は全然仕事を教えてくれなくて全く頼りにならないし、しかも上半身裸で踊るスキンヘッド男や、一人なのにミルク2杯を追加で頼む男など…。だいぶクセの強い客に対しても臨機応変に対応しなきゃいけない、気苦労が絶えない毎日なんス。
だけどそんな奇妙で平和な日常も、たくさんの隠し撮り写真を見つけた時から一変するッス！ 「今日は撮影の日？」なんて聞かれたけど全く心当たりがなくて、しかもソイツは店じゃなくて店員を撮ってたらしいんスよ…。今はワンオペで、店にいるのは一人だけ。つまり狙われているのは……いやぁ～ゾッとするッスね！
徐々に忍び寄る脅威に浸食されていく主人公の心理描写につられて、どんどん恐怖が増幅されていくッス！ チラズアートが初めての人はもちろん、ゲームをプレイしたことがある人も、もう一度あの怖さを体験できるッスよ！