悪女と呼ばれた私、転生先でも悪役です
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悪女と呼ばれた私、転生先でも悪役です

なぜ彼女は<稀代の悪女>となったのか?<悪女>ミステリーここに開幕!
小乃 マル (著者) / 祀花よう子 (イラスト)
シリーズ:悪女と呼ばれた私、転生先でも悪役です(ビーズログ文庫)

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あらすじ紹介

ある日乙女ゲームの断罪される悪役令嬢に転生したエリス。
破滅回避のため婚約者のジェラルド王太子や義弟ラルフと仲を深め、周りにも認められるが、前世と同じく事件の犯人だと決めつけられてしまい――。
エリスは本当に<悪>なのか? 
<稀代の悪女>と呼ばれた前世・絵莉朱の足跡を辿りながら悪役令嬢エリスの真の姿を描く、新感覚<悪女>ミステリー!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 前世と転生後、真実を追求する探求心を刺激してくれる一冊です

    エムリス
    エムリス
    前世でも《稀代の悪女》と噂される絵莉朱が転生したのは、乙女ゲームの悪役・エリスでした。そこで来たる断罪の日に向けて、せめて自身の話を聞いてくれるほどの人望を集めようと奮起するのです!

    その後、貴族として立派に育ったエリスですが、非情なことに数々の不幸に襲われてしまうのですよ! 父が殺されそうになった現場を目撃しても、子供だからと取り合ってもらえず、階段から落ちようとした使用人を助けようとすれば、逆に突き落としたのだと誤解され…。前世でも悪とされることに慣れてしまっていた彼女は、そのことに諦観してしまっていました。

    しかし、捨てる神あれば拾う神あり。彼女の日ごろの行いを見ていた家族や使用人たちが、力を貸してくれるのです! 悪という色眼鏡で見ていた人々ばかりの前世とは異なり、今世では脱悪女キャラに希望が持てそうですねぇ。

    一方幕間では、絵莉朱の死後、悪女と断罪する記事が出る中で、彼女を庇うような証言までもが入り乱れていました。語られるその話は、転生後の状況とリンクしているようで…? はたして、なぜこのような善良な人間が前世では《稀代の悪女》となったのか。真実を追求する探求心をも刺激してくれる一冊です!
  • ゲームの世界ではなく「今」を生きるエリスが救われてほしいな!

    華恋
    華恋
    前世を思い出したばかりのエリスは最初、王太子たちをゲームの攻略対象と見ていたんだよね。でも、王太子は身分差に悩んだり、隣国の第二王子は兄との関係で悩んでいたりと、それぞれに人間らしい苦悩を抱えていると知るんだ。

    そんな彼らに対して、エリスは前世でもやっていたように優しく、時には厳しく声をかけていくよ。たとえば平民だった弟のラルフには、厳しく貴族としての教育を施すんだ。悪として憎まれてもいい、っていう覚悟を秘めながらも、弟の将来を思うその気概がかっこいんだよね!

    彼女の行動は当の本人だけでなく、周囲にも好意的に受け止められるようになるんだよ。政策について助言をもらった王太子は公私ともに頼りにしてくれるし、弟も貴族として立派に成長するんだ。元々、誰も彼もがエリスを憎み、断罪する立場だったはずなのに、次第に彼女にとって優しい世界に変化していくのには、ほっこりするなぁ。

    だけど、彼女自身は自分を悪役だと思い込んでしまっているんだ。王太子の愛情さえも、ヒロインに心変わりするかもと怯えているんだよね…。だけど、ここはもうゲームの中じゃない。誰にも優しい彼女の心が救われてほしいと、強く願いたくなるお話だよ!

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みんなからのレビュー

  • 尚侍

    ものすごく面白かった。悪役令嬢に転生したキャラの内面をここまで掘り下げた作品を読んだ記憶がないことに加え、いい意味でネガティブな感情を隠さず、悪女としての苦悩をきちんと描き出しているので、非常に読み応えがありました。転生元のエピソードがあるのも良く、物語が立体的になったことで主人公のそれまでの行動が報われたのには救われた思いでした。これだけの力作であればアナザー目線でも主人公を写し出すことで、もう少し話を膨らませて上下巻くらいの構成で読みたかったですね。それくらい読んでいて引き込まれる作品でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • いきもの

    ふーむ、評価むずい。構成はかなり好きだった。特に前半の、合間に挟まれる前世の描写がスイッチになってピンチと解決が順繰り起きるのは面白い。こういう試みをしようというチャレンジ精神自体が好感。 一方で、この構成のためにか話の進め方に違和感。特に登場人物の思考や行動に無理があって、無理やり「その流れ」に持っていこうとしているように私には感じられてしまった。 文体も雰囲気を出そうとしているのを感じるし、こんな形にしたいという作品への気概は高評価。ただ、もうちょっと洗練されてさえいればなあと。大変に惜しい。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/08/09
  • 定価
    781円(本体710円+税)
  • ISBN
    9784047380554

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