あらすじ紹介
「……うん、灰島君は『知りすぎた男』だもんね」
部活のかわいい先輩・雪葉さんと一つ同じ布団の中で――。
入学式のあの日、彼女の囁き声に気づいてしまったのが、僕こと灰島爽斗のちょっと変わった高校生活の始まりだった。
女の子と一緒に温泉に行ける部活!と聞いて入ったのは、まさかの「枕投げ部」!
え……いや?トランシーバー?枕に当たったら死んだも同然……?そんな枕投げは知らないです!!!!
僕が夢見ていた青春とはだいぶ違っているれど、全力でバカをする先輩たちは楽しそうで、色んな表情を見せてくれる雪葉さんともっと仲良くなりたくて……。
友情も恋愛も、僕の青春ラブコメは枕とともに!
みんなからのレビュー
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芳樹
35『枕投げ部』という一風変わった部活に青春を賭ける高校生たちの物語で、これまたライトノベルでしか読むことができない痛快な作品でした。枕投げを高校対抗の競技にして、コメディタッチのスポ根ラブコメに昇華させる六畳先生の手腕はお見事というしかありません。対抗戦で飛び出す敵味方の必殺技に中二病チックな技名があるのも、作品を盛り上げる重要なガジェットの一つであり、そのネーミングセンスが光っていたなと思います。ここで終わっても綺麗に纏まった感じがしますが、競技と恋のこの先の展開を見てみたい。続きがあれば嬉しい限りです。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
34入学式の日。かわいい先輩・灯雪葉に女の子と一緒に温泉に行ける部活と誘われた灰島爽人が、温泉部ではなくまさかの枕投げ部に入部する青春小説。温泉部と聞いて向かった部室で出会った個性的なメンバーたち。歓迎会として向かった温泉で知らされる枕投げ部の存在と、いきなり始まった他校との練習試合。トランシーバーを片手に枕を投げ合い繰り広げられる熱いバトル。鉄壁の絵には笑いましたが、厨二ちっくな二つ名を付けられて、枕を持つと性格が変わったり、パワーだけでなく駆け引きや技でも魅せて、ドキドキもしっかりあって楽しかったですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
24★★★★☆面白かった。ゆるふわな雰囲気の先輩に誘われるまま「温泉部」に入部した主人公。しかし、その部活は実は、深夜の旅館を駆け回り枕を投げ合うサバゲーのような競技を行う「枕投げ部」だったのだ、と始まる謎部活モノ。正に、古き良き謎部活モノといった感じで、枕投げに青春をかける高校生男女が、時に正面から、時に奇策を弄して戦う姿は熱くて良かった。中二感溢れる技名や、幕間に各キャラのパラメータが開示されたりと、琴線に触れる描写が多かったのもグッド。ただ、戦闘時の描写がわかりにくくて状況把握が難しかったり、 続きを読む…
ネタバレあり -
和尚
23深夜の旅館で、枕を片手に"合法的"な青春を。面白かったです! キラキラでとびきりな青春を夢見る主人公が、女子との温泉旅行にあっさり釣られて(そりゃ釣られる)温泉部と称する部活に入るところから始まる本作。 あ、あれ……僕が知ってる枕投げと、ちょっと違うぞ? 何なの、何が始まるのこれから。 枕をちんって読む文化に慣れてないんです、僕。 枕投げ部…?県大会? 主人公と心境が一致する序盤からふふっとなります。 そして展開されていく熱い部活動と、青春模様、全力具合を楽しませて頂きました! 続きを読む…
ネタバレあり -
サキイカスルメ
22全員がヘンテコ競技へ真剣なのが最高にシュールで好き!青春の日々に憧れていた高校一年生の男の子が、美人な先輩の勧誘で温泉部に入部したら、そこは枕投げ部でした!?カッコいい二つ名や技名が飛び交う青春物語。枕が当たったら競技中は死と同意とか、枕は銃弾と同じ扱いとか、ほのぼの青春ものかと思ったら、自分の能力が全力で駆使して枕投げする熱いお話でした(笑)仲間の先輩たちも敵校の人たちも、みんな良い人で爽やかだったのもよかった。主人公とゆるふわ先輩のラブ模様も可愛らしくて好きです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/07/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046837967