あらすじ紹介
馬車が銀河を駆けている。馬車を模した宇宙船に乗っているのは、科学者のリドリーと、相棒の内気な用心棒、ワタリ。
環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の星を目指して馬車を走らせるも、二人が訪れるのはいつも風変わりな星ばかり。可愛いうさぎや、ねこや、あざらしのあかちゃんと戯れられる星、自分の望む見た目になれる星に、ほっかほかの温泉が湧く星……あれ、なんだか快適そう? でもそう上手くはいかないのが銀河の厳しいところ。
「次こそ住める星だといいな」二人は今日も、広い宇宙を旅している。
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みんなからのレビュー
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なっぱaaua
42面白かった。いろんな星がある。しかしリドリーとワタリに安住の星はないのだろう。次から次にみつかる星々。邪悪な星から何も起こらない星まで様々。「懐(ふところ)の星」は良い話だったな。幼いリドリーは可哀想だったけど唯一の友だちだったんだね。「待の星」も良かった。アンドロイドメイドも深い心があったんだね。「湯の星」は蕩ける程素敵な温泉でも思った料理が次々に運ばれるのは不思議なストーリー。ラスト「書の星」1巻で描かれた精霊再登場。「小説は性格悪くて穿った見方する奴が書くから面白い」はきっと作者のことだな(笑) 続きを読む…
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よっち
32科学者リドリーと相棒の内気な用心棒ワタリが馬車を模した宇宙船に乗って、環境汚染で住めなくなった地球に代わる安住の星を探して旅を続ける第2弾。病に感染して隔離された老人、子供を生むことを勧める背景、自分の望む見た目になれる星、好条件過ぎる理由、地球人と関わりの深い生き物、愛ゆえに拒否された星、侍女ロボットとの出会い、百合の花園、終わりの星で出会った女、再会した懐かしいもの、ワタリが書いた小説など、正体がなかなかあれな星もわりと多かったですが、様々な形で2人が育んできた絆が垣間見える展開もあって良かったです。 続きを読む…
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わたー
31★★★★★面白かった。前半で犠牲者を手ぐすね引いて待っている系の星を大量投下しておきながら、後半、リドリーとワタリの関係性を見せつけてくる話とか、読者の心に訴えかけてくるような話を持ってくる構成…ずっこいですわ。個人的に好きだったのは「子の星」、「奴の星」、「湯の星」、「白の星」。それにしても、星々を巡っている割には地球人と出会いすぎな気がするが、それだけ人間って種が生き汚いだけなのかもしれないな。 続きを読む…
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冬野
19シリーズ第二弾。百合度がかなり濃くなっていて驚いた。ありがたい限りです。「星の星」「獣の星」「湯の星」「待の星」「懐の星」「書の星」が特に好き。前巻に引き続き皮肉が利いた星、可愛らしい星、哲学的な星、じんわり沁みる星、生理的に無理!な星などバラエティに富んでいて楽しめた。今回はさすがに意識的に百合として書いてらっしゃるよね…?唐突なゼルダネタには笑いました。あとがき面白すぎるし、イラストも引き続き最高でした。タイトルが綺麗に回収されてしまったけど二人の旅をもっともっと読みたいですお願いしますー!星:5/5 続きを読む…
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なみ
17ワタリとリドリーが安住の地を求めて宇宙を旅するシリーズ2作目。 相変わらず個性的な星がたくさん出てきて楽しかったです! 様々なシチュエーションのもとで繰り広げられる2人の会話劇は、とても安定して楽しめました。 オチに笑ってしまう『獣の星』『誤の星』も面白かったですし、感動的な『待の星』や、SF感の強めな『無の星』も良かったです! 最後の『書の星』も、ワタリの頑張りにグッときました。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/07/10
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784049156980