
あらすじ紹介
無条件降伏を拒否され、首都ウィンの目前までサバト軍に攻め込まれたオースティン帝国。しかし南方での味方の奮戦により形勢は逆転、サバト軍を撤退させることに成功した。一時の猶予を得たオースティン軍は反撃のため民間からの徴兵を行い軍の立て直しを図る。その中でトウリもこれまでの功績から衛生小隊長へと昇進し、小隊を率いて先行部隊に帯同することに。しかしトウリの指揮下に集まった三人の衛生兵のうち二人は、かつての自分と同じく全く治癒魔法を使えない新人で……!?
みんなからのレビュー
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なっぱaaua
37まさかのトウリが衛生小隊長に。ガーバックという偉大な先輩がいないまま、リトルボスとしての振る舞いに悩むトウリ。それでも独特な感覚で窮地を脱するのもトウリらしい。その結果が思わぬ褒章となるのは成り上がりを標榜する当作品らしいのかも。それでも今巻はあとがきで作者が記しているように比較的平和な話だった。それでも尊い犠牲はつきまとうのだが。現代パートの方も段々キナ臭くなっている。そこでそう繋がるかという話もあり、伏線がかなり散りばめられた感じです。続きが楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
31サバト軍に無条件降伏を拒否されたものの、南方で形勢を逆転させたオースティン帝国。軍が再編される中でトウリもこれまでの功績から衛生小隊長へと昇進する第3弾。一時の猶予を得て反撃のために軍の立て直しを図って、民間からの徴兵を行ったことで大量の新兵が入ってくることになり、小隊長として素人集団を率いて先行部隊に帯同することになったトウリ。覚悟の定まらない新兵たちを巡るエピソードは、どうするのが正解だったのかつい考えてしまうほろ苦い結末でしたけど、戦線の方は大きく動いていて、もうひとつの話の方も不穏な展開ですね…。 続きを読む…
ネタバレあり
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アウル
20小隊長に昇格し、新たな部下も出来どうなっていく事かと思ったら早々にトウリにも読者にもトラウマを植え付けにくる作者にドン引きしたわ。こらアカンて...。読んでると殆ど救いがない中、現代の方は足跡追っていってて平和な感じがしてたら後半にはとんでもない事が起こりそうになってるし。ローヴェの精神が戦地に取残されてる所何とも言えんわ...。果たして次巻以降どうなっていく事やら。続きが楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり
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八岐
12★★★★☆ これからトウリの同世代の友人として長い付き合いになるだろうと思っていたラキャが、あまりにも呆気なく戦争の恐ろしさを知る事すらなく悲鳴も断末魔すらもなく退場してしまったのを目の当たりにして、そしてトウリが一気に病んでしまったのを見て、Web版読んでた頃にこれはちょっとモノが違う作品だぞ、と震え上がったのを思い出した。戦争において個人の死は殆ど認識すらされない消耗材でありながら、その個人の死が少なくない人間の人生を歪めていく。トウリがその稀有な能力を発揮し始める回でもありましたが、辛い。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
10平和な巻とか言われてたから油断していた。戦争時休戦でもなく、行軍中の合間にすぎないこの時期の『平和』とは何かを考えていなかった。 戦闘が起きないことは死なないことではない。撤退、処罰、補給……すべての軍の行動には死がつきとまい、いとも簡単に新兵は殺されていく。平和ボケなんて平時の私たちがつぶやくことなど許されないだろう。 彼らは良心・人間性そういったものをまだ失ってなかったから死んでしまった。いやそれも呵責にすぎない。間が悪く、運も悪かった。それ以外になんといえばいいのか。(1/2) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/05/30
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784047379831