あらすじ紹介
斗和の家を訪ねてきた、危険な匂いのする女性・絵支。
彼女は実行しなかった絢奈の復讐計画の一端を担う存在だったらしい。
だが復讐もNTRシナリオの伏線も全部解決した。
絢奈や絵支の手を汚させなかったことにホッとする斗和にはもう一つ心残りがあった。
本来の主人公・修のことだ。
伊織や星奈に支えられ自分の嫉妬心と向き合った修は斗和に謝りたいと切り出して――。
全てが解決したように思えたある日、斗和は突如倒れこむ。
熱に浮かされた夢の中「自分」は【僕は全てを奪われた】をプレイしていた。
「自分」と「斗和」の間で揺れる中、絢奈の声が聞こえてきて――。
濃厚純愛ラブコメ、ここに完結!
みんなからのレビュー
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オセロ
34【祝・完結】 この巻が最終巻ということは知っていたのですが、まさか新キャラが出てくるとは。 とはいえ物語をしっかりと補完する役割を果たしていましたし、斗和の前世のことを分かち合い、修は過去の行いを反省して前を向いて。ファンディスクと現実の繋がりなどはは正直よく分からなかったですが、斗和の物語は綺麗に締めくくられていて大満足でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
22【BW】大団円を迎えました。最終巻で新たも女性キャラが登場するとは思いもしませんでしたが…。その彼女が実はオリジナルルートにおいて、絢奈の復讐計画の一端を担っていたというのだから二重に驚きです。でもそんな彼女とともに斗和と絢奈の友人たち、何より二人の大切な幼馴染みで疎遠になっていた修を含め、二人の周りにいる誰もが幸せになれる結末を迎えられて何よりです。ネトラレものは苦手で手に取るのを逡巡していた作品でしたが、結果的に読み進めて正解でした。やはり標題だけで食わず嫌いをしてはいけないなと思わされた作品でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
17★★☆ 綾奈の母である星奈とのわだかまりも溶け、平和な未来へと歩みを進める斗和と綾奈。全てが丸く収まり、最善の未来へと向かう一方で斗和は最後の問題である修との関係に悩む事に。しかし、本来の主人公で綾奈に対して歪んだ想いを抱いていた修にも心境の変化があったようで… 完結巻。まさに大円団といった模様で、誰一人不幸にしないまま話を綺麗に着地させた印象です。今作の最大の障壁であった修との関係においても驚く程に丸い決着がつきましたが、もしかしたらこの部分はざまぁ作品として今作を好む読者にはやや不評なのかなと。→ 続きを読む…
ネタバレあり -
ぽ た く
9読了。NTR完結!!!愉悦とざまぁみろ構成されてるお前ら幸せになれよ作品堂々の完結ですよ奥さん。このゲームに転生して1人のヒロインをNTRせずに救い出した斗和の生きる世界に再びリンクする『もう1つの世界線』選んだ選択肢の上で進む物語...そういやこれ鬱ゲーだったな。死神の鎌が首元に少しづつ近づいていくように、修もまた何を考え動くのか。愛が重いギャグコメは良い方向に進んでる証、終わり良ければ全てヨシ👉 着地としてはまあいいんじゃないかなってところ。新キャラ出すならもう少し場面荒らしても良かったとは思うところ 続きを読む…
ネタバレあり -
ひぃす
8祝完結。ゲーム世界での問題はすべて片付いた形になり、まさに大団円という完結でした。とにかくほとんどすべての人が不幸になるという本来のゲーム世界が、主要人物ほぼきちんとした幸せを掴むという真逆の形に決着しているのが面白いですね。シリーズ全体を通すと、結局、現世はなんだったんだとか、言いたいことがなくはないのですが、綺麗に終わったからいいかなと。各巻感想でも書きましたが、雑に打ち切られる昨今の商業ラノベ状況もあり、各巻ごとにきちんと締めてくれたのも、とても好印象でした。作者の他作品も読んでみたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/06/28
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784041149775