一週間後、あなたを殺します
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一週間後、あなたを殺します

人生最期の七日間、あなたはどう生きますか?猫耳姿の殺し屋ミミと、彼女に殺される罪人たちの命と別れの物語。
幼田ヒロ (著者) / あるてら (イラストレーター)
シリーズ:「一週間後、あなたを殺します」シリーズ(GA文庫)

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あらすじ紹介

「一週間後、あなたを殺します」
そんな言葉と共に、罪を犯した人の下に現れる猫耳姿の死神がいるという。
コードネーム33。またの名をミミ。彼女は七日間の猶予を与えた後、標的を殺めるという変わった殺し屋であった。
麻薬運びの青年、出産予定一週間後の妊婦、父親のために人を殺めた少女、世直しを志して悪人を殺し回る少年など。ミミに殺される運命となった彼らは残された一週間で何を願い、どう生きるのか?
「《汝の旅路に幸あらんことを(Bon Voyage)》」
これは罪人に最期の時を与える猫耳姿の殺し屋と、彼女に殺される者たちの交流を描いた命と別れの物語。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 第16回GA文庫大賞《金賞》受賞作! 優しい殺し屋と標的の一週間の物語です

    つむぎ
    つむぎ
    犯罪者のもとに現れる猫耳姿の死神・ミミさんは七日間の猶予を与えた後、標的を殺めるという変わった殺し屋です。

    残された最期の一週間を標的と過ごしたのち、ミミさんは「《汝の旅路に幸あらんことを(Bon Voyage)》」という言葉と共に、標的を一瞬であの世に葬ります。彼女も決して標的を殺すことを望んではいない…。優しさが滲む手向けの言葉には、胸が切なくなるんです。

    麻薬運びの青年、出産を一週間後に控える妊婦、父親のために人を殺めた少女。彼女の前には様々な標的が現れては消えていきます。彼らは罪人ではありますが、罪を犯さねばならない事情があったり、大切にしていた夢や家族があったりと、悪だとは言い切れない人々なんです。だからこそ、彼らが残された時間で最後の願いをかなえようともがく様には、心を打たれてしまいました。

    読みやすい短編形式で進んでいく本作ですが、短編同士が繋がりあってもつれあい、まるでひとつの大きな物語を成していきます。それは、死んでいった標的が確かにミミさんの中に痕跡を残しているのだと感じられて……切なくも温かい気持ちになるんですよ。
  • 「人助けが趣味」の殺し屋・ミミ。7日間の猶予を与えるのにも理由があって…?

    レオン
    レオン
    「死神」と呼ばれているミミは、殺し屋にしては奇妙な存在なんだ。外見からしても、オッドアイに美しい黒髪、猫耳のついたフード。そんな幼い少女が、命のやり取りをする闇の世界の住民だなんて、とても思えないんだよね。

    殺し屋の仲間に対しても常に敬語で話すくらいクールだし、標的からのどんな攻撃も一瞬で制圧してしまうほど腕が立つ。なのに「人助けが趣味」だなんて言って、麻薬の治療施設の支援をしたり、孤児を施設に届けたりする。ミミの持つこの二面性に引き込まれてしまうんだ。

    そして実は、ミミが「7日間の猶予を与えた後に殺す」という変わったスタイルになったのにも、彼女のある痛ましい背景があるんだよ…。暗殺組織に育てられたせいで感情が希薄なミミは、「自分」を見つけようと苦しんでいるんだ。その様子は、残された時間を使って人生に答えを出そうともがく標的たちの姿とまるっきり重なるのさ。

    標的と出会い、彼らの生き様と死に様を見つめ、最期には命を刈り取る。その繰り返しの日々で、ミミもまた自分の生き様を考え、少しずつ変容していく。自分の置かれた環境でいかに生きるかということを、とても考えさせられる小説だったよ!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    「一週間後、あなたを殺します」そんな言葉と共に、罪を犯した人の下に現れる猫耳姿の死神ミミ。罪人に最期の時を与える猫耳姿の殺し屋と殺される者たちの交流を描いた命と別れの物語。七日間の猶予を与えた後、標的を殺める変わった殺し屋ミミと出会う、麻薬運びの青年、出産予定一週間後の妊婦、父親のために人を殺めた少女、世直しで悪人を殺し回る少年。出会いと別れを繰り返す中で少しずつ感情を揺さぶられ、組織の仕事に疑問を感じるようになってゆくミミがいて、芽生えた想いのために諦めずに戦い抜いてみせたその結末が印象的な物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    魔法が普通に存在する世界で、暗殺対象である罪人に一週間の猶予を与え触れ合ったうえで始末する少女の物語。―――終わりの前に少しだけ、その日々は心を支える力。 暗殺対象と触れあい、まるで終活のように心残りを解消していく中で、任務への違和感から組織との対立にもつれ込んでいく物語であり、背負うからこそ、弱さ故の強さが暗殺という行為の中で輝く、切なさの中に温かさがある物語である。全てを背負って進んでいく、その思いも、思い出も。 その先にある未来は、どんなものへとかわっていくのか。 うん、面白かった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    袖触れ合うも多生の縁、七日も過ごせば忘れられない記憶。殺し屋の少女がターゲットの最後の七日を共に過ごし、最後には断ち切る。殺し屋として命の重さに向き合う姿がしっかりと描かれていたと思う。語られているのは割り切った人物が多かったけど、実際はもっと人間の生々しい部分を目の当たりにしてきただろう。それでもこのポリシーを貫いているのに、始まりの影響の大きさを感じた。七日を繰り返すことで変化していくミミの心をもっと見ていきたいな。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • コロンブス

    一週間の猶予を与えて罪人を裁く殺し屋ミミと、罪人たちの心の触れ合いを描いた物語。菓子職人を志した麻薬の運び屋、出産を控えた妊婦etc...様々な罪人たちの奥底に秘めた本心に触れる中で感情を刺激されたり、組織へ対する不信感と温情の間を経て己の信念を見出したミミの姿が印象的でした。殺し屋として育てられてきた少女が感情豊かになる過程、少女+大型武器、歳の離れた兄との擬似的な家族関係等、良し悪しは別として自分好みの要素も多々あったのが嬉しいですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • あずみな

    面白かった。特に展開が切なくも力強く良かった。そんなとてもいい物語だったけど、心情描写を読者側に委ねすぎな気もした。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/07/14
  • 定価
    792円(本体720円+税)
  • ISBN
    9784815626310

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