あらすじ紹介
秘められた想いを知り、試されるのは花嫁の覚悟!?
竜王カインに嫁ぐこととなった弱小国の姫ミレーユ。
カインや兄ロベルトと協力し、祖国の危機を見事解決。
妹エミリアとのすれ違いも解消され、あとは婚儀を待つだけとなっていた。
そんな折、竜王の花嫁を一目見ようと周辺国から多くの訪客が押しかけてくる。
彼らの多くはミレーユに好意的だったが、虎族の姫に「至宝の君」と呼ばれる皇太后と比較されてしまう。
しかし、虎族の言葉を好意的に解釈したカインは、大勢の前でミレーユへの好意を宣言!
その気持ちに応えカインに相応しくなるため、ミレーユは自分にできることを探そうと決意する。
そこに長く城を空けていた皇太后たちが帰還。
皇太后はカインの兄弟かと思うほど凛々しく、想像との差に驚くミレーユ。
それでも堂々とした様子は想像どおりで、自分との差が気になるように……。
婚儀も迫る中、ミレーユの不安は膨らむばかり。
そんな時、カインが自分のためにいくつも無理をしていたことを知ってしまい――?
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
nishiyan
12竜王カインとの婚儀が迫り、多忙な日々を過ごすミレーユ。カインの両親と対面を果たし、自分はカインに相応しくないと悩んでいたある日、彼が無理を重ねたことを知って…という本巻。カインの両親が思ったよりも個性的なのは置いておくとして、相変わらず竜族は常識がかけ離れている問題やミレーユへの配慮が原因で、二人がすれ違ってしまう展開は切なかった。結婚式もよかったが、初代竜王と絡めてミレーユ、ルル、けだまが竜族に物怖じしない理由が判明したのは興味深い。カインがこのことを知ったらどうなるか気になった。続巻はあるかしら。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
9祖国の憂いを絶ち、婚儀を待つだけとなったミレーユが、まだまだある種族差によるすれ違いに悩む3巻。ついに婚儀まで来ましたね。破天荒すぎる義両親ともやっとお目見えしたのにまっすぐハッピーにはならないのがもどかしい。種族差。義母はかっこよかったし、義父は台詞が少ないながらキャラ立ちしてておもしろかったです。このイラストの凛々しさで怠惰とかおもしろさしかない。ミレーユやルル、けだまの繋がりも明らかに。ミレーユはなんとなくわかってたけどルルの前世よ。始祖じゃん。けだまの成長とか、ルルの結婚とか読みたいですね。4巻。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2024/05/25
-
定価1430円(本体1300円+税)
-
ISBN9784824008336