あらすじ紹介
孤立しようとする友を取り戻す夏希の秘策とは!?
追い詰められて自暴自棄になっていた美織を見つけ出し、ようやく日常が戻ってくると思っていたのも束の間。美織の悪しき噂を掻き消すかのごとく、とある動画がSNSにアップされた。さらに時を同じくして知らされた、怜太の暴力事件と停学処分。夏希は真相を確かめるべく怜太に会いに行くが、その過程で竜也や詩から彼が中学時代に荒れていたという衝撃的な話を聞いて――
「だったら今度こそ、俺はお前と本当の友達になってやる」
灰原夏希の虹色青春計画は、恋も友情も決して諦めない。
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みんなからのレビュー
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よっち
33追い詰められ自暴自棄になっていた美織を見つけ出し、ようやく日常が戻ってくると思っていたのも束の間。今度は怜太の暴力事件と停学処分が明らかになる第7弾。竜也と詩によって語られる怜太の家庭事情と荒れていた中学時代。事件の真相を確かめるべく怜太に会いに行くものの、当時の仲間たちとつるんでいて取り付く島もない怜太というなかなか難しい状況でしたけど、支えてくれる仲間たちがいて、そこからの解決策がまた夏希らしかったですね。陽花里たちとの関係も気になるところですけど、仲間たちを掘り下げていく展開はまだまだ続きそうです。 続きを読む…
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オセロ
33う〜ん…。 この作品の魅力は高校生活二週目というアドバンテージを如何に利用するかということなのに、怜太の問題解決でも他の部分でも全くと言っていいほど活かされてない。普通のラブコメとしてみれば面白いのかもしれないが… 続きを読む…
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こも 零細企業営業
32本書は、友情と困難を乗り越える力を描いた物だった。怜太の過去のエピソードが詳しく描かれ、彼の人間性が深く掘り下げられている。夏希の愚直さと美織への気持ちが物語の中で重要な役割を果たしており、彼の成長が感じられる。陽花里との関係も描かれ、恋愛と友情のバランスが絶妙である。次回の展開が楽しみであり、今後のキャラクターたちの成長と関係の変化に期待が高まる。 続きを読む…
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芳樹
31【BW】怜太による不穏なSNS投稿と、彼自身が暴力事件で停学処分になるという、前回の衝撃的ラストシーンを受けて始まる第7巻。チーム夏希メンバーで学年の中心人物でもある怜太を掘り下げる今回で、ハラハラしながらも「青春学園もの」の王道をいく解決法が提示されたときには思わず笑ってしまいました。シリアスとコメディのバランスがとれた展開ですね。そして今回は夏希と陽花里の関係が、一歩前に進んだのもグッときました。さて次回は七瀬さん回でしょうか。群像劇のようなシリーズ構成がたまらなく好きです。次回を楽しみにしています。 続きを読む…
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わたー
23★★★★★面白かった。自暴自棄になっていた美織を連れ戻したことでようやく日常が帰ってきたかと思いきや、怜太が暴力事件を起こして停学したとの情報が入ってくる。ことの真相を確かめるべく彼と接触した主人公たちだったが、どうやら彼はそのまま学校を辞めるつもりで…という怜太回。離れていった怜太を連れ戻すために、河原で殴り合いの決闘をするとか、令和ぞ?と思わず言いたくなるほど青臭い展開で良かった。まあ、ループのアドバンテージ全く関係ないけどね、青春バカの夏希はもうこれでいいんだと思わせてくれているから勝ちだなと。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/05/31
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784798635521