まきなさん、遊びましょう 01
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まきなさん、遊びましょう 01

怪異研究会の部室には美しい怨霊が棲んでいる
田花七夕 (著) / daichi (イラスト)
シリーズ:まきなさん、遊びましょう(HJ文庫)

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あらすじ紹介

怪異研究会の部室には美しい怨霊が棲んでいる

「まきなさん、遊びましょう。そう唱えると、愛と正義の美少女怨霊が助けてくれるんだ」
霊障に悩む親友を救うため、三鏡高校怪異研究会の部員となった少年・戸川諒介。そこには『まきなさん』と呼ばれる少女の怨霊の力を借りる呪文が伝わっていた。
怪異研究会に次々と舞い込む奇妙な相談・事件――「棚の隙間からのぞく視線」「吸血鬼による殺人動画」そして「鏡の中から襲い来る怪物」。美しくも妖しき『まきなさん』に気に入られた諒介は、彼女と共に人智を超えた力をもって謎に挑む!!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 怪異の起こす事件に、怪異とともに立ち向かいます

    つむぎ
    つむぎ
    平凡な高校生の諒介さんは「怪異研究会」と呼ばれる部室で、不思議な雰囲気を持つ西島希那子さんと出会い、怪異の引き起こす事件に巻き込まれてしまいます。

    怪異とは妖怪や幽霊、都市伝説の総称でその性質は様々です。花子さんや吸血鬼と言った有名どころから、ブラッディ・メアリーといったフォーク・ロア染みた怪異なども。怪異が原因となる事件は、アパートの住民を衰弱させる現象や、殺人ビデオの配信といった身の毛もよだつものばかり。それらの事件は被害者の感じた恐怖や心理の描写は勿論のこと、怪異自身の情報も図鑑形式で説明されているため読み応え抜群なんです。そのリアリティさにはぞくぞくとした寒気を感じてしまいました…!

    そんな怖さを吹き飛ばしてくれるのが、自称「愛と正義の美少女怨霊」希那子さんこと「まきなさん」! 彼女自身が実は強力な怪異であり、諒介さんが怪異に立ち向かえるのも彼女の協力があってこそ。まきなさんは、他の怪異を子ども扱いするほどの力を有し、警察や人間の手に余る事件を颯爽と解決していきます! まきなさんの圧倒的強さと頼もしさの前に、つい恐ろしさを忘れて物語にのめりこんでしまいますよ!
  • 怪異は怖いだけじゃない! 心温まるホラー小説だよ

    綾乃
    綾乃
    諒介くんの周りにいる怪異は怖いばかりじゃなくて、とっても愛らしい部分もあるんだよ。「まきなさん」こと希那子ちゃんはとってもお茶目さん。彼と初めて会った時なんかは、机の上に猫のように寝そべってスカートをヒラヒラ、そんなちょっと色っぽい仕草で彼をからかってくるんだ。本当は凄い力を持つ怨霊なのに、誰かをからかったり甘いものが大好きっていうギャップに可愛い子だな~って思っちゃった。

    ほかにも透明人間の唯さんは、希那子ちゃんとはまた違う愛らしさを持ってるの。彼女は超能力で透明になれるっていう怪異側の存在なんだけど、普通に人間の社会を生きている怪異と人間の両方の面を持つ普通のお姉さん。仕事に疲れて諒介くんに癒しを求めちゃうこともあるんだ。そんな彼女が完全な透明になる為に邪魔な服を脱ぐんだけど、諒介くんに見られていると恥ずかしいからってもじもじしたりするんだよ! 透明なのにそこは恥ずかしいんだって微笑ましくなるし、人間くさい部分がとってもキュートなの!

    怖いだけじゃない怪異たちの別の側面を見ると、怖さより親しみを感じちゃうんだよね。そんな魅力的な怪異たちの、様々な面が見られる心温まるホラー小説だよ!

みんなのデータ

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  • 4
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みんなからのレビュー

  • オセロ

    とても面白かったです! 怪異絡みの謎に巻き込まれていくオカルトミステリーなのですが、程良いホラーテイストがとても良かったですね。様々な怪異に纏わる都市伝説を組み込んだ構成は読み応え抜群で。それぞれの事件の裏にいる謎の人物はもちろん、諒介やまきなさんにも秘密がありそうで発売が決定している次巻が非常に楽しみです! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    【BW】期待以上に面白く、楽しく読ませてもらった学園青春ホラーミステリでした。自称「愛と正義の美少女怨霊」である『まきなさん』とともに、三鏡高校怪異研究会の部員となった諒介くんが「怪異」に挑む訳ですが、どのケースも怪異自体よりも結局「人間」の方が怖いんじゃないか、と感じましたね。怪異を煽る謎の人物だけでなく、諒介のちょっと複雑な家庭事情もこれから物語に絡んで来そうですし、今後の展開がとても楽しみな新シリーズです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    霊障に悩む親友を救うため、三鏡高校怪異研究会の部員となった少年・戸川諒介が、怪異研究会の部室に棲んでいる美しい怨霊まきなさんと人智を超えた力をもって謎に挑む怪異ミステリ。怪異研究会に居着く妖しい上級生・西島希那子に、『まきなさん』と呼ばれる少女の怨霊の力を借りる呪文とお守りのカードを渡された彼が挑む、研究会にもたらされた棚の隙間からのぞく視線、吸血鬼による殺人動画、鏡の中から襲い来る怪物といった相談案件。異能も使いつつ怪異を解決する展開は人の恐ろしい一面が描かれていて、戸川や希那子の過去も気になりますね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 燃え尽きタコ

    トイレの花子さんって意外と伝承のレパートリーが多くて題材として良いよね。 オカルトミステリーとして良い感じ、真実への一捻りが丁度良い。 マキナさんの呼び出し方も洒落てる。 主人公は1巻段階だと若干キャラが薄いけど、最後の付け足された家庭環境とか妹の不穏さを見るに今後相当濃くなりそう。マキナさんも良いキャラしてるし、栗原さんも可愛くてエロいのでキャラ的にも悪く無い。 幽霊ビデオとかブラッディメアリーの問答を見るに不幸がテーマなのかな?マキナさんの真実は相当エグい人怖っぽいけど。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 碧海いお

    HJ文庫でオカルトミステリーなんてあるんですね。 HJ文庫で参考文献リストが書いてある作品なんて1年以上読んでいなかった気がします。登場人物が10代で隙間女、トイレの花子さんなどそういったオカルトのネタを持ってくる、怨霊が助けてくれるというというのも令和発行だと貴重です。 シリーズとして続いて欲しいです。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/05/31
  • 定価
    770円(本体700円+税)
  • ISBN
    9784798635514

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