あらすじ紹介
ヴォラキア帝国の希望を背負い、滅亡の担い手である『大災』と戦い続けるナツキ・スバル。ついに己の造物目的を果たした『魔女』は、変わり果てた姿で最後の勝負を挑んでくる。次々と切られる手札は滅びへのカウントを進め、時計の針がゼロへ至るとき、慈悲と慈愛の焔が帝国を覆い尽くす。長きにわたる戦いの決着、夜明けと共に訪れる朝焼けを追い越す空に、一人でも多くの誰かと辿り着くため、今、剣狼の群れの心は一つになる――。
「世界は妾にとって、都合の良いようにできておる。――そら見よ、また妾の勝ちじゃ」
大人気Web小説、愛情と情愛の三十八幕。焔のように生きよ。世界はかくも美しいのだから。
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みんなからのレビュー
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よっち
30ヴォラキア帝国の希望を背負い、滅亡の担い手である『大災』と戦い続けるスバル。ついに己の造物目的を果たした『魔女』は、変わり果てた姿で最後の勝負を挑んでくる第38弾。次々と手札が切られ、慈悲と慈愛の焔が帝国を覆い尽くす中で、正直ずいぶん遠回りした感もあった帝国編も激闘の末にどうにか激闘の末に決着しましたけど、その最後の最後であんな結末が待っているとは夢にも思わなくて正直愕然としました。最後までらしいといえばらしい結末で、とはいえ今後の展開にどう影響を及ぼすのか、新たなプロローグにも不穏な予感しかないですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
7マジか…。ちょっとこれは予想外だった。ついに長かった帝国編も完結。文字通り死力を尽くした戦いとなった訳だが、その分スバルの死に戻りという権能について考えるきっかけにもなりそう。もしスバルが死んでも守りたいと思う相手がそれを望まなかったら…。この経験からスバルがその時にどんな選択をするのか。また今後の王選の趨勢に与える影響も小さくないであろう。天上天下唯我独尊、自分の運命を他人に委ねない姿は実に王に相応しい姿だった。 続きを読む…
ネタバレあり -
椎名
7大災編完結。長かったがこの長さにしっかりピリオドを打ってくれる終幕。ここであの人が脱落することになるとは、しかし最後まで美しく誇り高くかっこいい生き様だった。アルについてもかなり情報が出たのでは。 続きを読む…
ネタバレあり -
みどり
7大災編が終わった。かなりドンパチやって、そしてラストにびっくり。これから、帝国からグルニカ王国に帰るのも大変だろうに、王選前にまさかの脱落があるとは!!アルの謎も気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
ササキアンヨ
7抜群に面白かった。ここまでの事態を引き起こしたスピンクスが少し憎めなくなるとは思っていなかった。そして、プリシラが。でも、これってヴィンセントの陽剣が完璧になるってことだよな。つらいけど、どこか晴れがましい最期だった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/06/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046837042
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