美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか
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美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか

《エロス大魔神》と偽る少年と、変人少女たちとの造形ラブコメディ!
芝宮 青十 (著者) / 万冬 しま (イラスト)
シリーズ:美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか(電撃文庫)

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あらすじ紹介

「私の子供を作ってよ」
 パンツ姿でそう呼びかけるのは、医者の卵で小説家の今上月子。
「いい加減服を着ろよ……違う子作りをしたくなっちまうぞ!?」
《エロス大魔神》と自称することで周囲と距離を取っていた黒松治。そんな彼の本当の姿は、美少女フィギュア作りの達人だった!? 
 月子が彼に依頼したのは『青春ができない病』を治すため、自身が書いた小説のキャラをフィギュア化してほしいというもので……。
 ギャルだけどオタ絵師な幼馴染かぐやに、塗装LOVEすぎるギリシャ美少女セレーネも騒動に巻き込まれ!
 変人な彼らの等身大〈フルスケール〉な青春ラブコメ、ここに開幕!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 葛藤を抱えながらも青春を送ろうとする二人を応援したくなるよ

    綾乃
    綾乃
    黒松治くんは高校生にして、凄腕のフィギュア制作者。でも、ある事件がきっかけで二度とフィギュアは作らないと誓っていたの。

    そんな治くんにフィギュアの制作を依頼してきたのが、クラスメイトの月子ちゃん。彼女は幼い頃から、人の姿を正しく認識できない「病気」だったんだ。フィギュアを通して人の形を認識できれば、人を好きになったり普通の青春を送れるかもしれない…。その願いを叶えるために、治くんはもう一度フィギュアを作ろうって決心するの!

    月子ちゃんが書いた小説のキャラクターを作ることになった治くん。彼は頭の中でキャラクターと対話して造形を詰めていくんだ。命を吹き込むって言葉がぴったりの作業風景に夢中になっちゃった! 一度は離れたフィギュア作りだけど、友達に背中を押されながら、月子ちゃんのために一生懸命になる治くんの姿がとても素敵だったなぁ。

    順調に進んでいたフィギュア作りだけど、ささいな出来事がきっかけで治くんはトラウマに直面することになるの…。過去の過ちを抱えた治くんと、過去に縛られて苦悩する月子ちゃん。青春の痛みに向き合ってがんばる二人を、応援したくなるジュブナイル小説だよ!
  • 3人の美少女に迫られるなんてうらやましすぎますけど…治くんは全く気づいてないみたい!?

    華恋
    華恋
    治くんにとってフィギュア作りは人に言いづらい趣味。ですが我が道を行く彼の姿に惹かれて、周りには美少女たちが集まってくるんですよ!

    月子ちゃんはミステリアスな黒髪女子。才色兼備なまじめっ子かと思いきや、人付き合いが苦手なせいで距離感がちょっとバグってるようで…。放課後の教室で、下着姿で迫られたりしたらウハウハ…じゃなくて、ドギマギしちゃいますよ~!

    立体の彩色を得意とするセレーネちゃんは、独特の感性をもったギリシャ系女子。治くんの造形技術に夢中で、とにかく塗らせてくれって絡んできます。一見、我が強く見えるセレーネちゃんですけど、恋愛には奥手みたい? 恥ずかしがると、ギリシャ語でぼそっとつぶやいたりするそのギャップがたまらないですっ!

    原画をつとめるかぐやちゃんは、幼馴染の金髪オタクギャル。裏ではフィギュアを紹介するVtuberをやってますから、オタクへの理解度はナンバーワンです! 美少女フィギュアを舐めまわすように眺めて解説する様子に、激しく同意しちゃいました!

    こんな美少女達に好意を向けられて気付かない、鈍感にもほどがある治くん。わちゃわちゃ無自覚ハーレムをどっぷり堪能できちゃう青春ラブコメです!

みんなのデータ

  • 10
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  • 9
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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    新人小説家であり医者を目指す女子高生の今上月子は青春を過ごしたいのに、とある病いからそれが叶えられない。そんな彼女がその病いを克服するために、原型師の卵・黒松治に、自分の作品の登場人物のフィギュア作成を依頼することから始まる物語。主人公を始め主要人物たちはみなクリエイター。だからこそ、それぞれ抱える思春期特有の悩みがあり、それを乗り越えようと自分の本質をぶつけ合い、前に進んで行く展開はグッとくるものがありました。それにラブコメ的スパイスが加わって、実に読み応えのある青春物語でした。続編があれば嬉しい限り。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • オセロ

    微妙かな。 とある事情で人の顔が認識出来ない今上月子とかつては美少女フィギュアを作る達人だった黒松治。月子の病を治す為に彼女が書いた小説のキャラクターのフィギュアを治が作る約束を交わす青春物語。と、まぁストーリー構成は良く言えば王道、悪く言えば捻りがない。また、治すことはしても作ることはしなかった治が月子のフィギュアを作るようになる動機が弱く感じた。おまけにフィギュアを作らなくなった理由が溜めた割に予想通りすぎて…。とは言っても一巻なのでこれからに期待ですかね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    エロス大魔神と自称して周囲と距離を取っていた黒松治。苦い過去からフィギュア作りを封印していた彼に、医者の卵で小説家の今上月子がフィギュア作成を依頼する造形ラブコメディ。『青春ができない病』を治すため、自身が書いた小説のキャラをフィギュア化してほしいと依頼する月子。ギャルだけどオタ絵師な幼馴染かぐや、塗装大好きなギリシャのハーフ美少女セレーネといった個性的なヒロインたちにも協力してもらいながら、ずっと否定し続けていたフィギュア作りへの熱い想い、創造することの楽しさを取り戻していく展開はなかなか良かったです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★★☆面白かった。「エロス大魔神」を自称することで女子と関わらないように生活していた主人公。友人からフィギュア修理を依頼されたことで、とある作家の少女から小説のキャラクターのフィギュア制作をお願されることになる青春モノ。題材こそ美少女フィギュア制作ではあるが、傷を抱えていた二人が創作をキッカケにして出会い、前に向かって歩いていくという青春ど真ん中の作品で良かった。特にセレーネちゃんが良い。ギリシャ人ハーフで口調もキャラもクセが強いのに、そこに一味足されている主人公に対する恋心がピリリと利いていて、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 和尚

    読了、面白かったです。 主人公のフィギュアにかける思いと、フィギュアに絡んだ周囲のヒロイン達の主人公への思いが熱い一作でした。 Ελευθερία ή Θάνατος(自由か死か)。大きな事件はなくとも、それぞれが成長したり悩んだり青春しててよかった。 Σε αγαπώ。最後のセレーネの聞こえない言葉も良きですね。ギリシャ系ヒロイン良きでした。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/06/07
  • 定価
    770円(本体700円+税)
  • ISBN
    9784049155280

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