みんなからのレビュー

• よっち

  2024/04/08

  28

  美酒と芸楽と人肌を神に捧げてきた享楽街アイリーデ。国家間の争いとは距離を置いてきたその街にも、大陸全土に漂う戦雲が影響を及ぼし始める第3弾。華やかな街の陰で様々な勢力の思惑が交錯する中、サァリが愛する街を守りきるために奮戦するシシュ。そして彼女がついに生涯ただ一度の客取りを行うことを決意する展開で、そこまでなかなか進まない二人の関係ももどかしかったですが、決意してからもまたいろいろ巻き込まれて因縁の決着をつける展開になっていましたが、これからもきっといろいろ起こるんだろうな…と感じた後日譚が印象的でした。 続きを読む…

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• かなで

  2024/07/08

  12

  ようやく恋心を自覚したシシュだったが、海の向こうの国からの横やり、陽の神に乗っ取られてしまったヴァス、サァリの実母から捨てられた神性ディスティーラとの戦いが待ち受けていた。しかしその戦いで、シシュは致命的な傷を負い、サァリは人生でたった一度の客取りを決意する。そして先視の巫が予言した通り、シシュは死を迎えた。→古宮先生の描く恋と愛はどうしてこんなにも美しく重い、それでいて一途なのか…。どんな経験をしたらこの話を描けるのか、一度聞いてみたい。本来は神供も幼馴染だったとか、ヴァスはいつ？、先視の巫は（続く） 続きを読む…

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• ユウ@八戸

  2024/07/25

  10

  大陸最古の享楽街の、神と人の異類婚姻譚、完結の３巻。陽の神やディスティーラとの対決、外洋国からの密かな侵略、シシュとサァリの関係。これまでのあれこれがまるっと回収されて大満足の１冊でした。カクヨムに続きがあるのでこれもいつか書籍化を…と熱望してしまう。サァリへの好意を自覚したシシュがおもしろ可愛い。善性の塊のような男が恋という愛情を自覚した姿。あとヴァス。彼の今後も気になります。王の巫の話も読みたい。もっかい１巻から読んだら読み味が変わりそう。後日譚もすごくよかったです。シシュのぶれなさ頼もしすぎる。 続きを読む…

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• チロ子

  2024/05/20

  9

  ここで終わってしまうのかーとちょっと残念 2人の今後の話し、もっと読みたかったなぁ。 続きを読む…

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• シャルシェ

  2024/10/23

  4

  面白かった。ついに２人が……まさかシシュがこういう存在になるとは思わなかったけど、一緒にいられるならヨシ！サァリも重いけど、シシュも何だか重い気がするね。先視の巫女が見た本来の物語を聞くと、これまでのシーンの感じ方が変わって苦みと切なさが増すような。後日談もあって良かった。２人の幸せな様子が見られて満足である。 続きを読む…

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